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2017 9/26【IGテクニカル分析】

ドル円(USD/JPY)、ユーロドル(EUR/USD)のテクニカル分析レポート。 テクニカルポイントに加え、直近のオーダー状況の情報も満載。IGファンダメンタルズ分析とあわせてご参照ください。

USD/JPY

レジスタンス ・112.71:9/21高値 / オファー
・112.55:9/22&25高値レベル / オファー
サポート ・111.55:日足雲の上限
・111.44:10日MA(青ライン) / リトレースメント23.60%
・111.00:ビッド / 下にストップ
・110.65:リトレースメント38.20%
・110.37:21日MA(黄ライン)


連日で陰線が示現。+DIと-DIのかい離が縮小し、且つADXが横ばい推移へ転じていることも考えるならば、直近安値107.31からの上昇基調に陰りが見えてきた。本日の攻防分岐は111.55-40ゾーンとなろう。この水準には日足雲の上限、直近戻り高値112.71からの23.60%戻し、そして10日MAが密集している。これらテクニカルが密集する重要サポートゾーンを下方ブレイクするならば、株式市場でのボラティリティの高まりが想定される。この場合、本日以降の21日MAトライを警戒したい。
一方、上値の焦点は112.60-70ゾーンの攻防となろう。このレベルの突破に失敗するならば、ダブルトップを意識しトレンド転換を警戒したい。尚、112円ミドル以上ではオファーが断続的に観測されている。


ドル円チャート

usdjpy_20170926


EUR/USD

レジスタンス ・1.1933:日足転換線(赤ライン)/ 21日MA(黄ライン)
・1.1900:レジスタンスポイント
サポート ・1.1832:9/25安値
・1.1800:ビッド / 下にストップ
・1.1792:23.60%戻し
・1.1750:サポートポイント


陰線示現でサポートラインを完全に下方ブレイク。DMIでは-DIが+DIを上抜け、ADXが低下基調にある点も考えるならば、ユーロ高圧力は後退している。本日は調整地合いを想定したい。 下値の攻防分岐は、ビッドが観測さている1.1800となろう。すぐ下には直近高値(=現時点での今年最高値)1.2092からの23.60%戻しが推移している。ストップを巻き込み1.1800-1.1790ゾーンを一気に下方ブレイクする場合、1.17ミドルレベルまでの下落を想定したい。

一方、上記サポートラインで反転しても、現在のトレンドを考えるならば上昇幅は限定的だろう。本日の上値攻防分岐と想定される日足転換線と21日MAがクロスしている1.1933レベルまでの反発が限界と想定している。


ユーロドルチャート

eurusd_20170926

本レポートはお客様への情報提供を目的としてのみ作成されたもので、当社の提供する金融商品・サービスその他の取引の勧誘を目的とした ものではありませ ん。本レポートに掲載された内容は当社の見解や予測を示すものでは無く、当社はその正確性、安全性を保証するものではありません。また、掲載された価格、 数値、予測等の内容は予告なしに変更されることがあります。投資商品の選択、その他投資判断の最終決定は、お客様ご自身の判断でなさるようお願いいたしま す。本レポートの記載内容を原因とするお客様の直接あるいは間接的損失および損害については、当社は一切の責任を負うものではありません。

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