CFDやFXはレバレッジを利かせた金融商品です。少額の資金(証拠金)でその何倍もの資金を取引できるのが魅力ですが、同時にリスクも伴います。どのようなリスクと対処方法があるのかを見ていきましょう。
CFDやFXはレバレッジを利かせた金融商品です。少額の資金(証拠金)でその何倍もの資金を取引できるのが魅力ですが、同時にリスクも伴います。どのようなリスクと対処方法があるのかを見ていきましょう。
レバレッジとは「梃子(てこ)の原理」を意味します。レバレッジを利用した取引では、少ない資金(証拠金)で大きなエクスポージャーを動かすことが可能です。少ない資金で大きな利益を得られる一方、当初の資金の何倍もの損失が発生することがあります。レバレッジ取引の詳しい説明はこちら
リスク | 内容 | 対応策 |
---|---|---|
価格変動リスク | 価格が思わぬ水準に達すること | 不利な価格になったら注文が執行されるストップ(逆指値)注文や、有利な価格になったら注文が執行されるリミット(指値)注文、また損失を限定しつつ利益を最大化するトレーリングストップ |
スリッページリスク | 約定が注文よりも不利になること | 100%注文価格で約定するノースリッページ注文 |
強制ロスカットリスク | ポジションが強制的に決済されること | 常に残高バランスを把握する。指定レート到達を知らせるアラート機能を活用 |
ストップ(逆指値)注文を設定すれば、価格が不利な水準に達した場合に自動で取引が執行されます。そのため、損失を最小限に抑えることができます。詳しくはこちら
※ただし、スリッページが発生する可能性があります。スリッページリスクを完全に排除したい方はノースリッページ注文をご利用ください。
リミット(指値)注文を設定すれば、価格が有利な水準に達した場合に自動で取引が執行されます。利益を拡大させたいときに有効な注文方法です。詳しくはこちら
トレーリングストップとは、価格が有利な水準に動いた場合、指定したストップレートと価格の差を維持しながら、自動的にストップレートを更新する機能です。そのため、損失を限定しつつ利益を最大化することが可能です。詳しくはこちら
※ただし、スリッページが発生する可能性があります。スリッページリスクを完全に排除したい方はノースリッページ注文をご利用ください。
相場急変時でも100%指定レートで約定するノースリッページ注文。わずかな保証料(注文が約定された時のみに徴収)で可能です。詳しくはこちら
※新興国通貨ペアではお取引できない場合がございます。詳しくはヘルプデスクにお問合せください。
口座の残高が一定の割合を下回った場合に強制ロスカットが行われる可能性があります。強制ロスカットを回避するために、証拠金有効残高をこまめに確認する必要があります。強制ロスカットについてはこちら
指定のレートに到達したらお知らせが来るアラート機能で、レートを常に把握することができます。詳しくはこちら
無料のオンラインコースや各種ウエビナー、セミナーなど、IGが提供する豊富な学習プログラムを通じてトレードの方法を学び、トレードに関する知識を深めることができます。
リスク管理システムについて、お客様からお問い合わせいただくご質問を項目別にまとめてご紹介しています。
取引プラットフォームでは以下の注文方法がご利用いただけます。
通貨ペア・銘柄の左側に表示される緑色のボタン、通貨ペア・銘柄、または売値か買値をクリックしていただくと、取引チケットが開き、弊社のマーケットレートにてご注文いただけます。
ワンクリック取引は以下のご操作でご利用いただけます。
リミット注文は買いの場合現時点よりも低い価格に、売りの場合現時点よりも高い価格になった場合に、すなわち現時点よりも有利な条件で取引を行う注文です。
新規注文時:リミット注文はチケット画面上のリミット欄の値幅から指定ができます。
リーブオーダーに対して:リミット注文は未決オーダー画面の銘柄のオプションメニューから「注文内容の変更」を選択してチケット画面のリミット欄に値幅を指定して発注ができます。
保有ポジションに対して:リミット注文はポジション一覧画面の銘柄のオプションメニューから「リミット・ストップ」を選択してチケット画面のリミット欄に清算希望価格を指定して発注ができます。
ストップ注文は買いの場合現時点よりも高い価格に、売りの場合現時点よりも低い価格になった場合に成り行きで注文を出す手法です。ポジションの損失を抑えるために利用することができます。
新規注文時:ストップ注文はチケット画面上のストップ欄の値幅から指定ができます。
リーブオーダーに対して:ストップ注文を付加する場合は未決オーダー画面の銘柄のオプションメニューから「注文内容の変更」を選択してチケット画面のストップ欄に値幅を指定して発注ができます。
保有ポジションに対して:ストップ注文を付加する場合はポジション一覧画面の銘柄のオプションメニューから「リミット・ストップ」を選択してチケット画面のストップ欄に清算希望価格を指定して発注ができます。
トレーリングストップは、特に値動きの激しいマーケットで非常に便利なストップ注文機能です。この機能を使うとマーケットがお客様に有利に変動した 際、ストップレートがご指定の水準とマーケットプライスの差を維持しながら、自動的にマーケットを追従して変更されるため、お客様は常にマーケッ トをモニターしたり、ストップレートを変更したりせず、清算値幅を変更できます。
ご利用いただくには「My Account」内の各種設定より"取引環境設定"項目からトレーリングストップを有効にします。
チケット画面の「トレーリングストップ」にチェックをしてストップ値幅とステップ値を設定します。
「IFDone注文」とは、ポジション保有の新規ストップもしくは新規リミット注文に対して、清算のストップもしくはリミット注文を同時に設定する注文方法です。
リーブオーダーのチケット画面のリミット欄またはストップ欄に清算希望価格を指定して発注ができます。
OCO注文とは1つのポジションに対して、リミット注文とストップ注文を同時に出す手法です。リミット、ストップのどちらかが約定した際にはもう一方の注文はキャンセルされます。
ポジション一覧画面の銘柄のオプションメニューから「リミット・ストップ」を選択してチケット画面のリミット欄とストップ欄に清算希望価格を指定して発注ができます。
ポジション保有の新規ストップもしくは新規リミット注文に対して、清算のストップとリミット注文を同時に設定し、一方が約定されるともう一方が自動的にキャンセルされる注文方法です。
リーブオーダーのチケット画面のリミット欄とストップ欄に清算希望価格を指定して発注ができます。
未決オーダー画面で変更したい銘柄のオプションメニューから「注文内容の変更」を選択してチケット画面を開いて変更ができます。
各種通貨ペア、株価指数、商品をノックアウト・オプションで提供する国内唯一のプロバイダー
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17,000以上の銘柄を信頼性の高い約定力で提供します
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主要通貨ペアからブラジルレアルや南アフリカランドなどの新興国通貨、トルコリラやハンガリーフォリントなどのエキゾチック通貨まで約100種類の通貨ペアを提供中
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アラート機能とは指定したレートに達した際に通知をする機能です。保有中のポジションや気になる銘柄が指定のレートに達した際にアラート通知が届きます。
金融マーケットは何が起こるか分かりません。急なイベントによりレートが上下することもあり得ます。そのような際にアラート機能を設定しておくと、取引画面を見続けることなく、モバイルの活用によりいつでもどこでもレートに達したことを把握できるため、マーケット変動を味方につけて保有ポジションの取引戦略を立て直したり、利益獲得チャンスを狙うことが可能です。
該当銘柄が指定レートに達すると、取引プラットフォーム上に“アラート”画面のポップアップが立ち上がります。また、取引アプリでプッシュ通知を受け取ったり、指定したメールアドレス宛に通知することも可能です。
様々な銘柄を同時に取引する際のリスク管理機能としても非常に便利です。
トレーリングストップとは、マーケットがお客様に有利に変動した際、指定したストップレートとマーケット価格の差を維持しながら、自動的にストップレートを更新する機能です。
利益の拡大が進んでいる間はストップレートが有利な方向に更新され、それが逆転した場合は最新のストップレートで清算されます。
つまり、損失を限定しつつ利益を最大化することができるのです。
通常はマーケットをモニタリングしながら設定価格を変更しなければなりませんが、トレーリングストップを付加すると、この必要がなくなり自動的に設定価格の更新が行われますので、値動きの激しいマーケットでは特に効果的な機能と言えるでしょう。
トレーリングストップは、売り/買いどちらでも設定でき、
A:ポジション保有時と同時に付加する
B:保有ポジションに付加する
の2種類の方法があります。
モバイルアプリでトレーリングストップをご利用いただくには、「トレーリングストップの有効化」を行っていただく必要がございます。有効化はモバイルアプリから簡単に行えます。
※デスクトップの場合は有効化設定不要
取引アプリの画面右下の「More」をクリックし、「設定」をタップします。
「トレーリングストップ」にチェックを入れれば設定完了です。
では、A・Bそれぞれの仕組みについて具体例を挙げて見ていきましょう。
ポジション保有時に、以下の2つの水準を設定します:
例:ドル/円の買いポジションを100.00円で、以下のようなトレーリングストップを付加して保有する場合
保有ポジションに対し、以下の3つの水準を設定します:
例:ドル/円の買いポジションを100.00円で保有しており、そこに以下のようなトレーリングストップを付加する場合
(現在のマーケットレートは100.15円と想定)
A、Bどちらの場合も、もし通常のストップ注文を付加していたらポジションは未だに保有されたままで、さらに下落が続けば未実現(未確定)利益は減少し、最初に設定したストップレートに達するまで清算されません(損失の発生)。
例のようにトレーリングストップを付加すれば、最初に設定したストップレートよりも必ずプラス局面で清算されることになります(※)。
※トレーリングストップを付加した際の最大損失額は、最初に設定したストップレートで清算される場合で、通常のストップ注文時と変わりません(スリッページが起こらないことを想定)。
しかし、図が示すように、ストップレートが自動更新されていくことにより、損失額が縮小していくと同時に、ストップレートが約定価格を越えて更新された時点で利益が確定となります。
トレーリングストップがご利用いただける取引銘柄には、FX取引、株価指数CFD取引、商品CFD取引などがあります。
なお、「チケット」を立ち上げても「トレーリングストップ」のチェックボックスが表示されない場合は、トレーリングストップ適用外の銘柄となりますのでご了承ください。
また、トレーリングストップは、指定したストップレートでの清算を保障するものではありません。そのため、レートが大きく急落した場合はスリッページが発生する可能性がありますのでご注意ください。
弊社スタッフがお客様の口座開設をお手伝いします。
フリーダイヤル:
0120-965-915
受付時間: 平日9:00~18:00
※携帯電話・PHSからもご利用いただけます。
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