ポンド・円が半年ぶり安値 英中銀総裁のハト派発言で

・「合意なきEU離脱による経済へのリスクが増大」
・「景気減速への対応策が必要になる可能性」

3日の外国為替市場でポンドが主要通貨に対して下落。対円では半年ぶりの安値を付けた。イングランド銀行(英中銀)のカーニー総裁のハト派発言を受けて英中銀による利下げ観測が高まった。

カーニー総裁は英国時間2日夜、世界的な貿易摩擦や、英国の合意なき欧州連合(EU)離脱に起因する英経済に対するリスクは増しており、景気減速に対応するために若干の支援が近いうちに必要になる可能性があるとの考えを表明した。

これを受けてポンドは対ドルでそれまでの1.27ドル台から下落。日本時間夕方に1.25ドル台半ば付近まで下げ、2週間ぶりの安値を付けた。

またポンドは対円で137円台から下げに転じ、135円台前半まで下押された。これは今年初めのフラッシュクラッシュ以来の安値に相当する。

市場では英中銀が年末までに0.25ポイントの利下げを決定する確率が57%あることを示してる。総裁の発言前は41%だった。

6月の英建設業購買担当者景気指数(PMI)が43.1と10年ぶりの低水準に落ち込んだこともポンドの下落の一因となった。市場の予想は49.3だった。


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