テラがストップ高、コロナ治療薬研究がメキシコ大統領に報告されたとの投稿が話題

・関連研究会がイダルゴ州知事発言として投稿
・「薬事申請が行なわれる予定」とも

19日の株式市場でジャスダック上場の創薬ベンチャー、テラ<2191>がストップ高。メキシコで進める新型コロナウイルス感染症向け治療薬の臨床研究が同国大統領に報告されたとする同国州知事の発言が関連サイトに投稿され、材料視されているもよう。

テラはセネジェニックス・ジャパンと新型コロナウイルス感染症向け治療薬を共同開発している。

テラは後場の初めに前日比300円(26.76%)高の1421円まで買われ、ストップ高となった。

国際新型コロナウイルス細胞治療研究会は19日、「イダルゴ州知事会見」との見出しの投稿をウェブサイトに掲載。「本日、メキシコ大統領が、イダルゴ州の新型コロナウィルス対策について現地視察を行いました」(原文ママ)とし、「イダルゴ州知事の説明では、テラ株式会社とセネジェニックスジャパンの取組についても報告されており、薬事申請が行なわれる予定であることも報告されました」(同)と続けた。

国際新型コロナウイルス細胞治療研究会はテラが発足に関わった。セネジェニックス・ジャパンが運営事務局を務める。

臨床研究の経過

テラは4月27日、セネジェニックスと新型コロナ感染症に対する間葉系幹細胞を用いた治療法の共同研究契約を締結したと発表し、新たなコロナ関連銘柄として注目を浴びた

リリースによると、両社は5月14日から新型コロナ感染症に対する幹細胞治療法開発に向け、メキシコ・イダルゴ州で臨床研究を実施している。

5月27日の臨床研究の中間報告では、感染患者1人の症状回復を確認し、国内企業として初めてコロナウイルス幹細胞治療の臨床試験に成功したと発表。7月末までに75名に治験を行い、治療薬開発を目指すとした。

東京大学医科学研究所を発祥とするバイオベンチャーのテラは、免疫の力を使ってがんを治療する独自の技術である樹状細胞ワクチン療法を提供する。

遺伝子や細胞などを用いた先端医療支援を手掛けるセネジェニックスは、テラの株式を122万8000株保有する。


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