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NYダウとは?構成銘柄や特徴をわかりやすく解説

NYダウとは、正式名称を「ダウ・ジョーンズ工業株平均株価」といいます。米国を代表する株価指数の一つであるNYダウを構成する銘柄や特徴について説明します。

新規口座開設に関するお問い合わせはこちらのフリーダイヤル0120-965-915(受付時間: 平日9:00~18:00) もしくは sales.jp@ig.comへお申し付けください。

NYダウとは

NYダウとは、米国を代表する株価指数の一つである「ダウ・ジョーンズ工業株平均株価」「ダウ工業株30種平均」のことです。『ウォール・ストリート・ジャーナル』を発行する、米国のダウ・ジョーンズ社が1896年に算出を開始しました。現在ではS&Pダウ・ジョーンズ・インデックス社が算出・発表しています。「ダウ平均株価」「ダウ平均」と呼ばれることもあります。

当初12銘柄でスタートしたNYダウは、現在ではニューヨーク証券取引所やナスダックに上場している米国の企業の中から厳選された30銘柄で構成されています。

NYダウの構成銘柄

構成銘柄30社リスト

NYダウは米国で影響力のある30銘柄から構成されています。現在の構成銘柄は次のリストの通りです。(2026年7月現在)

No.

企業名

ティッカー

1

Goldman Sachs Group

GS

2

Caterpillar

CAT

3

NVIDIA

NVDA

4

Apple

AAPL

5

Microsoft

MSFT

6

UnitedHealth Group

UNH

7

Alphabet Class A(新規)

GOOGL

8

Amgen

AMGN

9

Visa Class A

V

10

American Express

AXP

11

Home Depot

HD

12

Sherwin-Williams

SHW

13

Amazon.com

AMZN

14

Walmart

WMT

15

JPMorgan Chase

JPM

16

Johnson & Johnson

JNJ

17

Cisco Systems

CSCO

18

Chevron

CVX

19

Coca-Cola

KO

20

Procter & Gamble

PG

21

Merck

MRK

22

IBM

IBM

23

McDonald's

MCD

24

Walt Disney

DIS

25

Boeing

BA

26

Salesforce

CRM

27

Honeywell(Honeywell Technologies)

HON

28

3M

MMM

29

Nike

NKE

30

Travelers

TRV

業種別の構成比率

出所:S&Pグローバル 026年6月30日現在

NYダウ リアルタイムレート

NYダウの特徴

NYダウは、その長い歴史の中で構成銘柄が何度も変更されてきました。これまでの歩みと、構成銘柄の入れ替えや算出方法について見ていきましょう。

NYダウの歩み

NYダウは125年以上の歴史を持つ株価指数です(1896年に算出開始)。これまでには、1987年の「ブラックマンデー」や2008年の「リーマン・ショック」などに代表される金融危機や、新型コロナウイルスの感染拡大による2020年2月の大暴落など、さまざまな波乱がありました。しかし長期的に見てみると米国の経済が成長するのに伴い、大きく成長していることが分かります。2021年7月26日には史上最高値となる3万5144ドル31セントを記録したことが話題になりましたが、2026年7月6日の終値は前営業日の2日と比べ155ドル84セント高い5万3055ドル91セントと連日で最高値を更新しています。(2026年7月6日時点)

構成銘柄の入れ替えルールと直近の入れ替え事例

NYダウの構成銘柄は、米国の主力産業が変化するのに合わせて数年に一度、株価平均委員会により見直し・入れ替えが行われています。具体的な数値による採用条件はありませんが、次のような観点から判断されています。

NYダウ 銘柄採用の観点

  • 「企業としての名声」
  • 「持続的な成⻑実績」
  • 「投資家の関⼼度合い」
  • 「セクターを代表する企業であること」
  • 「米国で設立され、米国に本社を置いていること」

NYダウは、当初は工業関連の銘柄で構成されていましたが、時代の変化とともに現在ではテック系企業やサービス業などが加わったラインナップになっています。

例えば、2020年8月にはグローバル石油企業であるエクソンモービルや歴史ある製薬企業ファイザー、軍需企業のレイセオン・テクノロジーズが除外され、新たにセールスフォース、アムジェン、ハネウェル・インターナショナルが組み入れられました。また、2024年にはWalgreens Boots Alliance(WBA)に代わってAmazon.com(AMZN)が、Intel(INTC)に代わってNVIDIA(NVDA)が、Dow Inc(DOW)に代わってSherwin-Williams(SHW)が採用されました。2026年6月には、Verizon Communications(VZ)に代わってAlphabet Class A(GOOGL)が入っています。

NYダウの算出方法

NYダウの算出方法は「株価平均型」が取られています。まず構成銘柄の株価を合計して銘柄数(30)で割り、単純な平均を出します。これを、株式分割や新株発行などの要素による株価変動要因を調整するために一定の数(除数)で割って算出されています。株価平均型の指数は、株価の高い銘柄の動きに大きな影響を受けます。

日経平均株価も、NYダウと同じ株価平均型で算出されています。一方、S&P500やナスダック、TOPIXなどの株価指数は「時価総額加重平均型」という方法が取られています。時価総額加重平均型の指数は、時価総額の大きな銘柄の動きに影響を受けやすいという特徴があります。

NYダウとS&P500・ナスダック総合指数の違い

比較表(構成銘柄数・算出方法・特徴)

NYダウのほかにも、米国を代表する株価指数としてS&P500やナスダック総合指数があります。それぞれ構成銘柄数や算出方法が異なるため、目的に応じて使い分けることが大切です。

項目

NYダウ

S&P500

ナスダック総合

正式名称

ダウ・ジョーンズ工業株平均

スタンダード&プアーズ500種指数

ナスダック・コンポジット指数

構成銘柄数

30銘柄

約500銘柄

約3,300銘柄

算出方法

株価平均型

時価総額加重平均型

時価総額加重平均型

影響力の強い銘柄

株価の高い銘柄(値がさ株)

時価総額の大きい銘柄(大型株)

ハイテク・IT関連の大型株

特徴

厳選された優良企業(ブルーチップ)で構成

米国株式市場全体の約80%をカバー

IT・ハイテク企業の比率が高い

選定機関

S&Pダウ・ジョーンズ・インデックス社

S&Pダウ・ジョーンズ・インデックス社

ナスダック上場銘柄全体が対象

NYダウは業種の偏りが少なく米国経済全体の「顔」として見られやすい一方、構成銘柄がわずか30と少ないため、市場全体の動きを見る際はS&P500と併せて確認されるのが一般的です。ハイテク株の動向を重視する場合はナスダック総合指数(またはナスダック100指数)も参考になります。

「ダウの犬」戦略という投資法

「ダウの犬」と呼ばれる、NYダウを利用した投資方法があります。これは、NYダウの構成銘柄を配当利回りの高いほうから10銘柄をピックアップし、それぞれに等金額投資を行います。1年後に再度配当利回りの高い10銘柄をスクリーニングして、外れた銘柄を売却し、新たに入った銘柄を購入します。このように、1年ごとに見直しを繰り返す投資方法です。

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IG証券での取引方法

IG証券では、NYダウの値動きに対して複数の方法で投資することが可能です。

 NYダウを株価指数CFDで取引する

CFD(差金決済取引)を使えば、現物の株式を保有することなく、NYダウの価格変動を対象に取引できます。IG証券の株価指数CFDでは、「期限なし」と「期限あり(先物)」の2種類の取引方法から選択が可能です。

  • 期限なし

  期限を設けずに保有できるタイプで、期限ありの取引に比べてスプレッドが狭い傾向にあるため、短期トレーダーに人気があります。ただし、ポジションを日をまたいで保有する場合は、ファンディングコスト(金利調整額)や配当金調整額の授受が発生する点に注意が必要です。

  • 期限あり(先物)

  あらかじめ決められた期日に決済が行われる先物タイプの取引です。スプレッドにあらかじめファンディングコストが織り込まれているため、期限なし取引よりもスプレッドはやや広めですが、日をまたいでもファンディングコストが発生しないため、中長期でポジションを保有したい場合に選ばれることがあります。

 NYダウをノックアウト・オプションで取引する

あらかじめ最大損失額を確定させたうえでNYダウを取引したい場合は、ノックアウト・オプションを利用する方法もあります。損失リスクを限定しながらチャンスを狙える点が特徴です。

NYダウをバイナリーオプションで取引する

バイナリーオプションでは、一定時間後にNYダウが設定した条件を満たすかどうかを二者択一で予測して取引します。

NYダウ関連のETF銘柄を取引する

NYダウに連動するETF(上場投資信託)に投資する方法もあります。IG証券では関連ETF銘柄もCFDで取引することが可能です。

NYダウまとめ

NYダウとは、米国を代表する株価指数の一つで、正式名称を「ダウ・ジョーンズ工業株平均株価」といいます。米国を代表する30の株式銘柄から構成されており、構成銘柄は時代の移り変わりとともに入れ替えられています。NYダウは「株価平均型」により算出されています。

IG証券では、NYダウのほか、S&P500や日経平均株価をCFDで取引することが可能です。まずは取引方法の練習をしたいという方向けに、無料でお使いいただけるデモ口座もご用意しております。ぜひご活用ください。

よくある質問

NYダウとダウ平均株価は同じものですか?

はい、同じものです。正式名称は「ダウ・ジョーンズ工業株平均株価」で、「NYダウ」「ダウ平均」「ダウ平均株価」「ニューヨーク・ダウ」などいずれも同じ指数を指す呼び方です。

NYダウの構成銘柄はどのくらいの頻度で入れ替わりますか?

定期的な入れ替えスケジュールは決まっておらず、米国の主力産業構造の変化に応じて株価平均委員会が不定期に見直しを行います。近年では数年に数社程度のペースで入れ替えが行われています。

米国市場を把握するためには、NYダウとS&P500のどちらを見ればいいですか?

目的によって異なります。業種の分散を重視した米国経済全体の「顔」として見る場合はNYダウ、米国株式市場全体の動向をより正確に反映させたい場合はS&P500を確認するのが一般的です。両方を併せて見ることで、より多角的に市場を把握できます。

NYダウに個人でも投資できますか?

NYダウに直接投資することはできませんが、NYダウに連動するETFや投資信託、CFD取引などを通じて、実質的にNYダウの値動きに追随した投資を行うことが可能です。IG証券では株価指数CFD、ノックアウト・オプション、バイナリーオプションで取引いただけます。

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