ペプチドリームが一時14%高、コロナ治療薬を米メルクと共同開発へ

・変異型含むコロナウイルス全般を対象
・進ちょくに応じてマイルストーン受領へ

12日後場の東京株式市場でペプチドリーム<4587>が急伸。一時14%高まで買われた。この日正午、米製薬大手メルク・アンド・カンパニー<MRK>と特殊ペプチドを用いたコロナウイルス治療薬の共同研究開発を行うと発表したことが手掛かりになっている。

午後1時35分現在、前日比345円(7.11%)高の5200円で推移している。一時、14.11%高の5540円まで買われた。

前場ではマイナス圏で取引されており、共同研究開発の発表で急速に動意づいた。

現在の新型コロナウイルスに加え、将来的に発生し得る変異型を含めたコロナウイルス全般を共同研究の対象にしている。2015年4月に開始した両社間の創薬共同研究開発プログラムの拡大プログラムとして進められるという。

ペプチドリームはメルクより契約一時金、および研究開発支援金などを受領する。

さらに今後、メルクにおける非臨床・臨床試験などの進ちょく状況に合わせて目標達成報奨金(マイルストーンフィー)が、製品化後には売り上げ金額に応じたロイヤルティが支払われる。金額は非開示とした。

特殊ペプチドはたんぱく質の一種。ペプチドリームは4月に特殊ペプチドを用いた抗ウイルス治療薬の研究開発を開始したと発表していた。

ペプチドリームは06年設立の東京大学発の創薬ベンチャー。大手製薬会社と組み、新たな医薬品候補となる物質を研究で開発する。


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