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マイクロソフト、2019/6期4Q(4-6月)のAzureの売上高は前年同期比64%増、クラウドやAI、5Gなどの分野でAT&Tと戦略的提携

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  • 2019/6期4Q(4-6月)は、売上高が前年同期比12.1%増の337.17億USD、営業利益が同19.5%増の124.05億USD、純利益が同48.6%増の131.87億USD。調整後EPSは1.37USDと市場予想の1.21USDを上回った。
  • IaaSおよびPaaSとしての引き合いの高まりを受け、クラウドサービスAzureの売上高が同64%増。ビジネス向けOffice 365も好調を維持。
  • AT&TとクラウドやAI、5Gなどの分野でイノベーションをもたらす戦略的提携を結んだと発表。AT&Tの5G網に同社の技術を導入する。

What is the news?

7/18発表の2019/6期4Q(4-6月)は、売上高が前年同期比12.1%増の337.17億USD、営業利益が同19.5%増の124.05億USD、純利益が同48.6%増の131.87億USD。クラウドサービスAzureやビジネス向けOffice 365が引き続き好調だったほか、ビジネス特化型SNSのLinkedInや業務用アプリケーションのDynamicsなども売上を伸ばした。粗利益率は69.1%と前年同期から1.5%pt改善。Productivity and Business Processes部門およびMore Personal Computing部門の利益率が改善したほか、Azureに牽引されビジネス用クラウドの粗利益率が同6%pt上昇したことも寄与した。純利益は税制改革に伴う一時利益の25.67億USD(前年同期:1.04億USD)を含んでおり、これを除くnon-GAAPベースの調整後純利益は、同21.1%増の106.20億USDであった。調整後EPSは1.37USDと市場予想の1.21USDを上回った。

セグメント別の業績は以下の通り。①クラウド経由でソフトウェアを提供するProductivity and Business Processes部門は、売上高が同14.3%増の110.47億USD、営業利益が同25.3%増の43.44億USD。ユーザー数・ユーザーあたり収入がともに伸び、ビジネス向けOfficeの売上高が同14%増の8.91億USDと伸びた。一般消費者向けOfficeやLinkedIn、Dynamicsなども売上を伸ばした。②サーバーやクラウド、企業向けサービスを手掛けるIntelligent Cloud部門は、売上高が同18.6%増の113.91億USD、営業利益が同15.4%増の45.02億USD。IaaS・PaaSとしての引き合いの高まったAzureの売上高が同64%増と伸びた。③Windows OSやタブレット端末、ゲーム機などを手掛けるMore Personal Computing部門は、売上高が同4.3%増の112.79億USD、営業利益が同18.2%増の35.59億USD。Xboxが落ち込んだものの、ビジネス向けおよびOEM向けWindowsやSurfaceなどが伸長した。

How do we view this?

2020/6期1Q(7-9月)会社計画は、Productivity and Business Processes部門の売上高が107.0-109.0億USD、Intelligent Cloud部門の売上高が103.0-105.0億USD、More Personal Computing部門の売上高が107.0-110.0億USD。同社は7/17、AT&TとクラウドやAI、5Gなどの技術分野において、広範囲で複数年におよぶ戦略的提携を結んだと発表した。AT&Tは2020年前半までに米国全土で5Gを展開する予定であり、同社技術を5G網に導入する。

配当予想(USD) 1.97 (予想はBloomberg)
終値(USD) 139.29 2019/7/23

会社概要
1975年設立のソフトウェアメーカー。オペレーティングシステム(OS)やクロスデバイスアプリ、サーバーアプリ、ビジネスアプリ、デスクトップおよびサーバー管理ツール、ソフトウェア開発ツール、ビデオゲームなどを手掛けている。また、PCやタブレット端末、家庭用ゲーム機、その他インテリジェントデバイスの設計・製造・販売、サポートサービスおよびコンサルティングサービスの提供、ウェブ広告の配信等も行っている。同社はProductivity and Business Processes部門、Intelligent Cloud部門、More Personal Computing部門の3セグメントのもと事業を管理。Productivity and Business Processes部門は生産性向上や通信、情報サービスに係る製品を提供する。製品群にはビジネス・一般消費者向けOfficeのほか、Skypeや電子メール送受信用サーバーアプリExchange、文書管理プラットフォーム SharePoint、ビジネス特化型SNSのLinkedIn、業務用アプリDynamicsなどがある。Intelligent Cloud部門はサーバーやクラウド、企業向けサービスを手掛けており、SQLサーバーやWindowsサーバー、Visual Studio、System Center、およびクラウド コンピューティングプラットフォームAzureなどがある。More Personal Computing部門はエンドユーザー、開発者、ITプロフェッショナルの利害を調和することを目的とした製品で構成されており、WindowsOSやXbox、Surface、検索エンジンBingなどがある。

企業データ(2019/7/24)
ベータ値 1.04
時価総額(百万USD) 1,064,593
企業価値=EV(百万USD) 1,009,140
3ヵ月平均売買代金(百万USD) 3,206.3

主要株主(2019/7) (%)
1.VANGUARD GROUP 7.92
2.ブラックロック 6.53
3.CAPITAL GROUP COMPANIES INC 5.02
(出所:Bloombergをもとにフィリップ証券作成)



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