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三菱重工が反発、大和が目標株価上げ

・目標株価4800円に
・投資判断は中立継続

29日の東京株式市場で三菱重工業<7011>が反発した。大和証券が目標株価を引き上げたことが材料になった。

終値は前日比66円(1.39%)高の4825円。序盤に相場全体の下げにつれた売りに押され、前日比30円(0.63%)安の4729円を付ける場面があった。

大和証券は三菱重工の目標株価を4300円から4800円に引き上げた一方、投資判断は「3(中立)」を継続した。

ジェット旅客機「三菱リージョナルジェット(MRJ)」事業と量産機械事業をリスクとして指摘する一方、短期業績はおおむね堅調との見方を示した。

MRJ、新機種投入へ

この日はMRJの新機種投入に関する報道も材料視された。日本経済新聞は29日付で三菱重工傘下の三菱航空機が座席数90のMRJ事業を事実上縮小し、代わりに最大市場の米国の需要に適合させるべく、胴体を短くした座席数70の機種を開発すると報じた。

これに伴い、三菱航空機は需要地の米国での生産を検討しているという。

三菱航空機はさらに、MRJの名称を「スペースジェット」に変更する方針を固めたという。計画よりも開発が大幅に遅れるなか、ブランド戦略を練り直す。名称変更によりイメージを刷新するという。

国産初の小型ジェット旅客機MRJは初号機の納入を2013年に予定していたが、設計変更などで納期を5度延期した。現在、商用運航に必要な安全性を確認する「型式証明」の取得中であり、20年半ばの納入を目指している。


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