出光など石油銘柄が下落、OPEC総会で減産量決定できず

  • 業種別値下がり率、石油が首位
  • OPECとロシア、減産幅で溝
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7日の東京株式市場で出光興産など石油銘柄が安い。ウィーンで6日開催した石油輸出国機構(OPEC)の定例総会で減産量を決定できなかったことが背景にある。石油銘柄は業種別値下がり率でこの日のトップ。

終値は出光興産が前日比180円(4.52%)安の3800円、昭和シェル石油が65円(3.85%)安の1623円、コスモエネルギーホールディングスが78円(2.96%)安の2559円。

原油価格の指標となるWTI(ウエスト・テキサス・インターミディエート)1月限の6日終値は、前日比1.4ドル(2.65%)安の1バレル=51.49ドル。

変わる勢力図、OPECがモスクワの意向うかがう

総会ではロシアとの協調減産を継続することで暫定合意したが、ロシアと減産幅で合意に至っていない。OPECは7日にロシアを含む非加盟産油国と拡大会合を開き、協調減産を正式決定する見通し。

OPECは非加盟国を合わせて、2019年から現行水準から日量100万バレルの減産を希望している。総会前の会合で、サウジアラビアはロシアに対し最大同30万バレルの減産を要求したが、ロシアはその半分程度の減産を望んでいるという。

ウィーンでサウジなどと会談したロシアのノワク・エネルギー相は6日、プーチン大統領と詳細を詰めるためにいったん帰国した。7日に再び戻り、OPECとの協議に臨む。

価格支配力におけるOPECの衰退とロシアの躍進を物語る一幕だ。

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