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ファナック株が小安い、売上高30%占める中国でダンピング調査か

・中国が日本の工作機械メーカー5社が輸出する一部製品にダンピング調査との報道
・ファナックの17年度連結売上高の約30%が中国からのもの

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16日の東京株式市場で代表的な中国関連株であるファナックが小安い。中国商務省が同社を含む日本の工作機械メーカー5社が輸出する一部製品に対し、反不当廉売(ダンピング)調査を始めたと報じられた。
ほかにオークマ、ブラザー工業、ジェイテクト、ヤマザキマザック(非上場)が調査に含まれているもよう。
午前10時25分頃の株価は、ファナックが前日比5円(0.03%)安の1万9005円。
ブラザー工業は10円(0.53%)安の1883円、ジェイテクトは9円(0.67%)安の1344円、オークマが80円安(1.44%)の5480円。
中国当局は日本メーカーへのダンピング調査を10月中旬に始めたという。
ファナックは2017年度の連結売上高が7266億円。中国での売上高は2159億円で全体の29.7%を占める。国内売上高は1371億円で全体の18.9%。

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