豪ドル・円が5カ月半ぶり安値 ハト派色の中銀議事要旨

・追加緩和決定で労働市場が重要になる
・対円で74.10円付近まで下落

18日の外国為替市場でオーストラリアドルが主要通貨に対して下落している。オーストラリア準備銀行(RBA、中銀)が公表した4日の金融政策会合の議事要旨で追加緩和が示唆されたことで、豪ドル売りが加速。対円や対米ドルで5カ月半ぶりの安値を付けた。

中銀は日本時間午前10時半に発表した同議事要旨で「今後、さらなる緩和の可能性がある」 、「追加緩和を決定する上で、労働市場が特に重要となるだろう」 とし、「労働市場の余剰能力がしばらく残ることをデータは示唆しており、インフレと賃金の伸びを抑制している要因もしばらく残存するとみられる」、「より低い金利は豪ドルの価値を押し下げ、家計債務返済を減らす可能性がある」と指摘。

さらに「米中貿易紛争のエスカレートが世界経済への下方リスクを増強させた」との見解を表明し、前回に続き、ハト派の内容との印象を残した。

豪ドルの対円相場は議事要旨発表後、74.10円付近まで下落。年初のフラッシュクラッシュ以降の最安値を付けた。

また豪ドルは対米ドルでで0.6840米ドル付近まで売られている。


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