出光が年初来安値、NY原油急落で石油株に売り

・鉱業と石油、東証33業種値下がり率上位2位
・NY原油が今年最大の下げ

24日の東京株式市場で石油銘柄が売られており、出光興産<5019>など一部が年初来安値を更新した。23日のニューヨーク原油先物相場が今年最大の下げとなったことが材料になっている。

東証33業種で鉱業と石油・石炭製品は値下がり率でそれぞれで1位と2位。

午前10時26分現在、出光は前日比155円(4.87%)安の3025円。寄り付き直後に2937円(7.64%安)まで売られた。

コスモエネルギーホールディングス<5021>は166円(7.26%)安の2119円。

国際石油開発帝石<1605>は52.7(5.55%)安の896.1円。一時、886.7円(6.55%安)まで売られ、年初来安値を更新した。

リスク資産回避

23日のニューヨーク・マーカンタイル取引所(NYMEX)で原油先物相場は大幅続落。米中貿易摩擦の激化を受けて米株式相場が急落するなか、原油相場は手じまい売りに押される展開となった。27日のメモリアルデーを含む3連休が控えていることも売りに拍車をかけた。

WTI 原油で期近の7月限の終値は前日比3.51ドル(5.7%)安の1バレル=57.91ドル。一時、期近物として3月中旬以来、およそ2カ月ぶりの安値に相当する57.33ドルを付けた。また、終値ベースでの下落率は昨年12月24日以降で最大だった。

米株式市場でダウ工業株30種平均は続落し、前日比286.14ドル(1.11%)安の2万5490.47ドルで引けた。一時、450ドル近く下げる場面があった。中国当局の報道官が米国がルールを破っていると述べ、貿易交渉を続けたいなら米国は誤った措置をただすべきだと述べたことhが伝えられた。

投資マネーは株式や原油などのリスク資産を回避し、債券などの安全資産に向かっており、米10年物国債利回りは23日に一時、2017年11月以来となる水準まで低下した。


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