国際帝石など一部石油株が年初来安値、評価損計上を懸念 原油50ドル割れで

  • WTI原油先物、一時49.09ドル
  • 10月高値から36%下落
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18日後場の東京株式市場で国際石油開発帝石や石油資源開発など石油・資源株が安い。ニューヨーク原油先物相場が50ドルを割り込むなか、評価損の計上を強いられる可能性が懸念されている。

午後零時48分現在、国際帝石は前日比33円(2.96%)安の1083円、石油資源は65円(2.95%)安の2139円。

コスモエネルギーホールディングスは67円(2.66%)安の2449円、JXTGホールディングスは14.5円(2.38%)安の595円。いずれも年初来安値を更新した。

原油価格が下落しているため、各社は高値で仕入れた原油在庫の価値を見直すことで評価損の計上を余儀なくされる可能性がある。

WTIは一時1年3カ月ぶり安値

17日のニューヨーク原油先物相場は大幅続落。世界景気の減速で原油需要が減少するとの懸念や、米在庫の予想以上の拡大などで売りが優勢となった。米株の大幅安や米政策金利見通しを巡る不透明感も原油相場を押し下げた。

指標のWTI(ウエスト・テキサス・インターミディエート)原油先物は1年2カ月ぶりに終値で1バレル=50ドルを割り込んだ。中心限月1月限は前週末比1.32ドル(2.58%)安の49.88ドルで取引を終えた。一時49.09ドルまで下げ、1年3カ月ぶりの安値をつけた。

調査会社ジェンスケープのデータによると。11~14日の間に米オクラホマ州クッシングの原油在庫が100万バレル超積み上がったことが示された。今週発表される米政府の在庫統計では大幅な増加が示される可能性がある。

WTI原油先物は中心限月ベースで10月3日に76.90ドルを付けたが、その後2カ月半で36%下落した。

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