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JDIが大幅下落、大手証券が目標株価下げ

・目標株価55円に
・スマホ向けLCD厳しいとの見方

6日の東京株式市場でジャパンディスプレイ(JDI)<6740>が大幅に下落した。外資系大手証券が5日に目標株価を引き下げたことなどが引き続き材料視された。

終値は前日比3円(5.00%)安の57円。この日の安値で引けた。

出来高は約1600万株で、東証1部で8位。

クレディ・スイス証券は5日、JDIの目標株価を150円から55円に引き下げた。一方、投資判断は「中立」を継続した。

当面の資本増強と資金繰りにめどがついたものの、スマートフォン向けLCDは厳しい環境が続くとの見解を示した。

JDIは4月に発表した官民ファンドINCJからの金融支援1520億円に関して、INCJが保有するJDI向け債権について優先株に切り替える金額を予定していた750億円から1020億円に増やして資本増強を図る。一方、長期借入金の金額を770億円から500億円に引き下げる。

JDIはまた、4月に発表した台中3社連合からの最大800億円の金融支援の受け入れについて、同連合から6月14日までに支援を機関決定するとの報告を受けたと明らかにした。JDIのスマホ向けパネルを巡る事業環境の悪化を受け、台中連合は「事業の見通しを再精査する」として機関決定を遅らせ、支援実現が危惧されていた。

クレディ・スイスはJDIのスマホ向けLCDについて、ユーザーのOLEDへのシフトが本格化することで厳しい環境が続くと予想。黒字安定化には追加的な構造改革が必要との見解を示した。

株価は台中連合の一角の離脱観測などで5月27日に50円まで下落して年初来安値を更新。その後、支援の機関決定に関する発表をきっかけに反発し、31日に72円まで買われていた。


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