東エレクなど中国関連株高い、財新の中国製造業PMIが上昇
・節目の50は下回る
・前日の統計局PMIは3年ぶり低水準
1日後場の東京株式市場で東京エレクトロン<8035>など中国関連銘柄が高い。2月の財新中国製造業PMIが前月から上昇し、中国の景気減速への懸念が幾分和らいだことが背景にある。
午後2時19分時点での株価は東京エレクトロンが前日比215円（1.42％）高の1万5365円、ファナック<6954>は355円（1.93％）高の1万8795円。
日立建機<6305>は前場に一時マイナス圏で推移していたが、後場で水準を回復し、16円（0.58％）高の2795円で取引されている。
財新とIHSマークイットが1日発表した中国の2月の製造業購買担当者景気指数（PMI）は49.9と、前月の48.3から1.6ポイント上昇。2018年11月の50.2以来の高い水準となった。
調査会社の予想（48.5）は上回ったが、景気判断の節目となる50は12月以降、3カ月連続で下回っている。
中国国家統計局が前日発表した2月の製造業PMIは前月より0.3ポイント低下して49.2となった。これは2016年2月以来の低い水準に相当する。
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