グーグルのアルファベット株、時間外取引で急落 支出増を懸念

・10~12月期は増収増益
・設備投資、前年比80%増

グーグルの持ち株会社アルファベットの株価が4日の時間外取引で急落した。4日発表した2018年10~12月期決算は売上高、利益とも市場予想を上回ったが、競争対応の投資など支出増加が懸念された。

時間外取引の終値は通常取引終値より33.52ドル(2.94%)安い1107.90ドル。一時3%超下げた。

通常取引は前日比22.80ドル(2.04%)高の1141.42ドルで引けている。

広告事業好調

4日発表した2018年10~12月期決算は売上高が22%増の392億7600万ドルとなり、四半期ベースで過去最高を更新した。広告事業が好調だったことに加え、人工知能(AI)スピーカーを含むハードウエア事業が堅調だった。

民間会社がまとめた市場予想は約389億3000万ドル。

純損益は89億4800万ドルの黒字で、1株12.77ドル。市場予想は同約10.87ドルだった。前年同期は税制改正の影響で赤字となった。

営業利益率低下

一方、アマゾン・ドット・コムやアップルとの競争が増加するなか、データセンターの増設やクラウドコンピューティング事業の増員などの競争対応の投資や傘下の動画投稿サイト「ユーチューブ」の宣伝費などが膨らんだ。

10~12月期の設備投資は前年同期比80%増の68億5000万ドルとなった。18年通年では前年比102%増の251億4000万ドル。

10~12月期の営業利益率は21%。前年同期から3ポイント低下した。


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