千代建が急落、1000億円規模の支援要請との報道

  • 18年4~9月期に1086億円の最終赤字計上

  • 自己資本比率12.7%に低下

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17日の東京株式市場でエンジニアリング大手の千代田化工建設が急落。総額1000億円規模の金融支援を要請していることが分かったとの報道が背景にある。株式価値の希薄化などを懸念した売りに押された。

終値は前日比20円(6.39%)安の293円。

今期中の資本増強を目指し、筆頭株主の三菱商事のほか国内外の同業他社、投資ファンドに支援を打診していると日経ビジネス(電子版)が17日報じた。

千代建は米国の液化天然ガス(LNG)プラントの工事費用が膨らんだことから2018年4~9月期に1086億円の最終赤字を計上した。結果、自己資本比率が12.7%へと低下し、財務の立て直しが喫緊の課題になっている。

第三者割当増資による資金の出し手を募っているが、多くのファンドが慎重な姿勢をみせているという。三菱商事がある程度応じる可能性があるとみられるものの、現状では有力な支援先は見つかっておらず、財務リスクへの警戒感が強まっている。

大型案件を受注するには遂行能力を保証するために30%程度の自己資本比率が求められる。1000億円の金融支援を受ければ、同社の自己資本比率は30%超に回復するとみられるという。

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