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S&P500種、21年は4600まで上昇も 一般消費財や金融セクターが有望─調査

2021年の株式相場はコロナ禍で打撃を受けた業種が上向くとみられ、S&P500種株価指数は4600まで上昇する可能性がある。JPモルガンが予想した。一般消費財や金融などのバリューセクターが有望とみている。

2021年の株式相場はコロナ禍で打撃を受けた業種が上向くとみられ、S&P500種株価指数は4600まで上昇する可能性がある。JPモルガンが予想した。一般消費財や金融などのバリューセクターが有望とみている。

S&P500種は8日に終値で過去最高値となる3702.25を付けた。10日は3668.10で終えている。

9日付のリポートで、JPモルガンは基本シナリオにおける21年のS&P500種の目標を4400、レンジを4200から4600とした。株価の上伸は主に年前半にみられるとし、年明け後の早い時点で4000に到達するとみているという。

コロナ禍で打撃を受けたセクターが最も大きな恩恵を受ける可能性が高いとし、21年にアウトパフォームが見込める業種して一般消費財、エネルギー、金融、ヘルスケアを挙げた。一方、ハイテク・半導体銘柄にも選好の余地があるとしている。

とりわけ一般消費財セクターを強く推している。コロナ禍で打撃を受ける前から米中貿易戦争による逆風に晒されていたが、バイデン政権下で関税が緩和されれば、この業種にとって利益率拡大のもう一つの源となるとの見方を示す。

エネルギー・セクターについては、これまでは投資家の興味の対象外だったとした上で、石油パイプライン関連企業にとって新政権下における潜在的な大統領令が懸念材料だが、ねじれ議会により広範な規制変更は抑えられる可能性があるとした。

また金融セクターについては、財政出動と金融緩和の組み合わせで、企業と消費者にとって短中期的により緩和的な信用環境が形成され得ることが支えになると指摘した。

ヘルスケア・セクターは、選択的外科手術などによる累積需要が貢献し、比較的高い利益率の伸びが見込まれると指摘した。

半導体銘柄にも追い風

ハイテク・セクターについては、ソフトウェア銘柄よりも景気循環に敏感な半導体やハードウェア銘柄に対してより高い確信を維持しているという。

とりわけ半導体銘柄は需要回復に支えらえる可能性が高いとし、世界経済の回復や設備投資の伸び、5G対応スマートフォン・自動車の増産、サプライチェーンの正常化などを理由に挙げている。


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