トランプ氏、壁巡る協議不調なら非常事態宣言

  • 大統領、10日に国境訪問

  • 政府機関閉鎖、11日に過去最長に並ぶ

bg_trump_donald_trump_us_president 343463

トランプ米大統領は、メキシコとの国境の壁建設を巡る野党との協議が不調に終われば、国家非常事態を宣言して議会の承認を経ずに建設を進めるとの立場をあらためて主張した。

大統領は10日、メキシコと国境を接するテキサス州マッカレンを訪問し、国境警備隊などを視察。国境を越えて流入した大量の違法薬物や銃器を前に、壁の必要性を強調した。

国境視察に先立ち、ホワイトハウスで非常事態宣言について「協議が不調に終われば、おそらく(非常事態を)宣言するだろう」と語った。

大統領は8日夜、国民向けにテレビ演説を行い、メキシコとの国境がいかに危機的状況にあるかを説明し、壁建設に57億ドルの予算が必要だと語ったが、この時には国家非常事態を宣言していない。

壁を巡る与野党の対立による連邦予算の失効を受けた政府機関の一部閉鎖は市場の不信感の要因となり、年末以降の株価の急落と為替の変動をもたらした。

80万人超の政府職員が無給状態にあるとされるなか、閉鎖は11日に過去最長に並ぶ21日目に突入し、12日に最長記録を更新する可能性が高い。

ダボス会議欠席へ

大統領は10日、1月下旬にスイスで開かれる世界経済フォーラムの年次総会(ダボス会議)を欠席するとツイッターに投稿した。国境警備を巡る民主党の強硬姿勢と、米国の安全の重要性を理由に挙げている。

ダボス会議に合わせて、現地で中国の王岐山国家副主席との会談が設定されるとの観測もでていた。

昨年のダボス会議には米大統領として18年ぶりに出席した。

本レポートはお客様への情報提供を目的としてのみ作成されたもので、当社の提供する金融商品・サービスその他の取引の勧誘を目的とした ものではありませ ん。本レポートに掲載された内容は当社の見解や予測を示すものでは無く、当社はその正確性、安全性を保証するものではありません。また、掲載された価格、 数値、予測等の内容は予告なしに変更されることがあります。投資商品の選択、その他投資判断の最終決定は、お客様ご自身の判断でなさるようお願いいたしま す。本レポートの記載内容を原因とするお客様の直接あるいは間接的損失および損害については、当社は一切の責任を負うものではありません。

無断で複製、配布等の著作権法上の禁止行為に当たるご使用はご遠慮ください。

IGアカデミー

無料のオンラインコースや各種ウエビナー、セミナーなど、IGが提供する豊富な学習プログラムを通じてトレードの方法を学び、トレードに関する知識を深めることができます。