NY原油が時間外で横ばい OPEC総会前に様子見ムード

・現行の減産継続で市場は均衡とOPEC委員会
・ルクオイル幹部、削減幅維持をロシア・エネ相に要請

ニューヨーク原油先物相場がアジア時間29日の時間外取引で横ばいで推移している。石油輸出国機構(OPEC)、および主要産油国のロシアが一層の減産を実施しない姿勢を示したことが取引の手掛かりになっている。ただ、米国の感謝祭の影響で商いは盛り上がらず、さらにOPEC総会を来週後半に控えていることで様子見ムードが強い。

ニューヨーク・マーカンタイル取引所(NYMEX)のWTI(ウエスト・テキサス・インターミディエート)で期近の2020年1月限は、日本時間29日午後4時43分現在、1バレル=58.14ドルで推移している。これは27日の通常取引終値58.11ドルを0.03ドル上回る水準。

感謝祭当日(28日)の電子取引については、29日に決済が行われる予定。同日午後1時頃の取引停止時点では前日比0.13ドル(0.2%)高の58.24ドルで取引されていた。

OPECは12月5日にウィーンで総会を開催する。12月6日には協調減産で合意したロシアを含む加盟国以外の主要産油国との会合も予定されている。

これに先立ち、OPECと非加盟産油国が協調減産を現行の水準で維持した場合、20年の石油市場は均衡化を維持するだろうとOPECの諮問委員会が示唆したことが28日伝わった。

また、ロシアのノバク・エネルギー相が28日、自国の石油業界の重鎮らと会談したことを同国メディアが報じた。ルクオイル幹部は会談後、現行の削減幅を維持した上で合意が期限切れを迎える20年3月の終わりに協議を行うよう提案したと述べたという。

エネルギー相はロシアの立場をまだ明らかにしていない。

サウジアラムコ上場へ

サウジアラビア国営の世界最大の石油会社サウジアラムコの国内証券取引所への新規上場を前に、サウジが原油相場の下落を望んでおらず、このため減産拡大はないとの見方もある。

アラムコが上場する際の価格は、OPEC総会と同日の12月5日に公表される。

米原油在庫

米エネルギー情報局(EIA)が27日発表した週間の米石油在庫統計で原油在庫が増加したことも引き続き相場の上値を抑制している。

原油在庫は前週比160万バレル増加。5週続けての積み増しとなり、7月中旬以来の高い水準となった。


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