日立が安い スイスABBの送配電事業買収、8000億円規模

  • 重電でGEに次ぐ規模に
  • 数年かけて完全子会社化へ
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13日前場の東京株式市場で日立製作所が下げている。スイスの重電大手ABBから送配電など電力設備事業を買収する方向で最終調整に入ったことが12日夜に報じられ、市場では財務負担の重さが意識されているもよう。

前場終値は前日比27円(0.82%)安の3273円。寄り付き直後に3378円まで買われたが、その後は売りが優勢となった。

買収額は最大8000億円とされており、同社が関与するM&A案件としては過去最大となる。ABBとの最終評価を行い、早ければ月内の合意を目指すという。

買収が実現すれば、日立の連結売上高は10兆円を超え、重電で世界2位の独シーメンスとほぼ同等、首位の米ゼネラル・エレクトリック(GE)に次ぐ規模になる。送配電に限れば日立は首位。

ABBの送配電事業は欧米に加え、潜在性の高い新興国にも販路を持つ。日立は数年かけて完全子会社化する意向という。

今年8月、ABBが同事業の売却を巡りアドバイザーと協議していることが報じられた。先月には、英フィナンシャル・タイムズが同事業の価値を約130億ドル(約1兆4750億円)とするアナリストの話を伝えていた。

12日のチューリヒ市場でABBは4%高。この8カ月間で最大の上昇率となり、時価総額は約430億ドルとなった。

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