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ユーロ上値重い イタリア予算案巡るEUとの対立警戒

イタリア予算案を巡り、同国とEUの対立が深まっている。これを警戒し、ユーロは主要通貨に対し上値重く推移している。

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イタリア予算案を巡り、同国とEUの対立が深まっている。これを警戒し、ユーロは主要通貨に対し上値重く推移している。

欧州連合(EU)の執行機関、欧州委員会は23日、イタリアの2019年予算案について、EUと合意した財政規律からの重大な逸脱がみられるとして、これを差し戻した。欧州委が加盟国に予算案を差し戻すのは初めてのこと。11月13日までの再提出を求めた。

イタリアは財政赤字の対国内総生産(GDP)比率を2.4%に膨らませる予算案を策定。EUが定める3%以内に収まっているものの、今年の目標である1.8%からは大幅な拡大となり、EUが高債務国に求める段階的な赤字削減に逆行する。

イタリアのコンテ首相は23日、予算案の変更を拒否し、修正に応じない姿勢を明らかにした。修正を拒めば、欧州委は制裁発動のための手続きに入る。

イタリアの公的債務残高はGDP比で131%に上り、ユーロ圏内でギリシャに次ぐ。GDPの規模でドイツ、フランスに次ぐイタリアの債務不安がユーロ圏全体に広がりかねないとの懸念は強い。

米格付け大手ムーディーズ・インベスターズ・サービスは19日、イタリアの国債格付けを投資適格水準として最低の「Baa3」に1段階引き下げた。あと1段階下がれば投機的水準となる。

24日午前の東京市場でユーロ・円は129円付近で取引されている。

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