金国際価格が2カ月半ぶり高値 サウジ記者問題が米国の中東戦略に影響及ぼす可能性で

株安や地政学的リスクが金相場を2カ月半ぶりの高値に押し上げている。

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金の国際価格が約2カ月半ぶりの高値で推移している。株安に加え、サウジアラビアによる記者殺害疑惑が米・サウジ関係の悪化をもたらし、米国の中東戦略に影響を及ぼし得る可能性があることが懸念された。

週明け15日のニューヨーク商品取引所(COMEX)で中心限月12月限は前週末比8.3ドル高の1トロイオンス1230.3ドルで取引を終えた。時間外取引では一時1236.9ドルと、中心限月としては7月下旬以来の高値を付けている。

サウジアラビア政府が同国の記者ジャマル・カショギ氏を殺害した疑惑をめぐる米国との関係悪化の可能性を受け、各国の株式相場は売られる展開。金に対し、投資リスク回避の買いが入った。

サウジ政府が関与していることが事実なら厳罰を科すとするトランプ米大統領の発言に対し、サウジ側は報復を警告。経済制裁の発動を含むいかなる脅迫も断固拒否すると明言した。

西欧諸国も米国と同様に強い懸念を表明しており、地政学的緊張は高まりつつある。今回のケースは米国とその同盟国の中東戦略を揺るがす事態にも発展しかねず、ひいてはサウジとイランをめぐる対立にも影響が及ぶ可能性がある。こうしたこともまた、安全資産である金への買いを促している。

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