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ドル円 整ってきた上値トライの土台

Market Summary
18日の海外外為市場は円安優勢の展開となった。この日は欧米そして主要な新興国株式が総じて上昇した。株高を背景に外為市場では円売り圧力が高まり、ドル円は高値112.38まで上昇する局面が見られた。クロス円も総じて上昇した。主要な株式に加え原油価格も上昇したため、カナダドルやロシアルーブルといった原油価格との相関性が高い通貨が対円で上昇幅を拡大した。
米株はハイテクセクターを中心に買戻しが入る展開に。ナスダック総合株価指数は前日比60.315ポイント高の7956.107と3営業日ぶりに反発。原油価格と米長期金利の上昇も米株の押し上げ要因となった。NY原油先物10月限は、米国のイラン制裁が需給の引き締まり観測を市場関係者に想起させ、前日比0.94ドル高の1バレル=69.85と反発。一方、NY金先物12 月限は、国際貿易摩擦の問題を背景に米ドルが対ユーロで上昇したことで、前日比2.9ドル安の1トロイオンス=1202.9と反落して終えた。

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Market Analysis
トランプ米政権による対中関税第3弾が24日に発動される。中国サイドも同日600億ドルの報復措置を実施すると表明。興味深いのは、これら報復の応酬に対する米株の反応である。対中関税第3弾はこれまでの制裁関税とは対象品目も額も桁違いであり、米国内の個人消費を押し下げる要因となり得る。しかし、18日の米株主要3指数はすべて上昇した。ボラティリティも低位で安定的な推移が継続している。特にVIX指数は5月以降、この問題がマーケットで意識されても警戒水準の20ポイントを突破する局面が一度もない。国際貿易摩擦の問題がボラティリティを高めるとするならば、米景気の後退が指標データの具体的数値で確認される時だろう。しかし、ここまでの指標データは米景気の底堅さを示す内容が続いている。この事実を考えるならば、現時点でこの問題は米株高の調整要因となり得ても、株高トレンドを転換させるだけのインパクトはない。株高を背景に米長期金利も3.0%台へ再び乗せている状況を考えるならば、ドル円は上値トライの土台が整ってきた。
ドル円の次の上値ターゲットは7月20日高値112.61レベルとなろう。この日は大陰線が示現し相場の重さを市場に印象付けた経緯がある。112.61レベルを突破する展開となれば、次はフィボナッチ・プロジェクション61.80%の水準112.89の攻防を注視したい。このテクニカルポイントをも突破する場合、113.00トライは時間の問題となろう。112.50から112.80にかけては断続的にオファーが観測されている。113.00にもオファーの観測あり。一方、下値の焦点は10日MA(111.62前後)、21日MA(111.39前後)の維持が焦点となろう。米株高の調整局面でこれらMAをトライする展開を想定したい。
ユーロドルは、引き続き1.1750トライが最大の焦点となろう。1.1720を一気に突破する場合、1.1750トライを想定したい。1.1730から1.1750にかけてはオファーが断続的に並んでいる。一方、下値は昨日同様10日MAと21日MAが推移している1.1630前後の攻防が焦点となろう。


【チャート①:米株のボラティリティ】

VIX 米株 US Stock

【チャート②:ドル円】

USDJPY ドル円

【チャート③:ユーロドル】

ユーロドルEURUSD

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