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焦点は米欧イベント

今週は色々な売買材料があります。注目は米欧の指標データです。ユーロドルの動向に大きな影響を与えるからです。また、FOMC議事要旨の内容も重要な材料となるでしょう。詳細は本日のマーケットレポートをご参照ください。

Analysis Highlights

・焦点は米欧イベント

今週は各国指標データ、FOMC議事録そして要人発言と材料が目白押しである。まず注視すべきは、欧州(ドイツ)の指標データとなろう。1月下旬から発生した米ドル高のきっかけがユーロ売りにあるからだ。そのユーロ売りの根底にあるのが域内経済の先行き懸念である。今週も景況感を見極める上で重要な指標データが発表される。「米株上昇→長期金利の低下圧力後退」の状況下で域内の指標データが総じて市場予想を下回るならば、ECBの緩和スタンス継続が意識され、対米ドルでのユーロ売りが継続しよう。
次に注視すべきは米国イベントである。20日にFOMC議事要旨(1月29日~30日開催分)が公表される。FEDの政策スタンスが変化した事は株高要因である。しかし、議事要旨で先行きリスクの警戒レベル引き上げ、次回利上げに対する消極的スタンスさらにバランスシート縮小の早期終了についての議論に多くの時間が割かれていたことが判明すれば、株高維持でも長期金利は根強い低下圧力に直面しよう。米ドル高が持続的なトレンドを形成するためには株高と金利の上昇が同時に発生することが条件となる。『株高/金利低下』の局面では、株高を背景としたリスク選好による新興国通貨買い圧力が米ドル買い圧力を上回る展開を想定している。ドル円は株高がサポート要因となる一方、金利低下を背景とした米ドル安が上値の抑制要因となろう。このケースでは111円前半で反落する展開を意識したい。ユーロドルは上述した指標データ次第となろう。FOMC議事要旨がハト派の場合、ユーロドルは反発しよう。だが、欧州(ドイツ)の指標データが総じて市場予想を下回る場合、その上昇幅は限定的となろう。
米長期金利の動向を左右する材料として、週後半の米指標データも重要な材料となろう。FOMC議事要旨で米ドル売り圧力が高まっても、良好な指標データが確認されるならば売り圧力の相殺要因となろう。このケースでは株高維持の公算が大きい。よって、ドル円は上値トライの展開を予想する。『冴えない欧州(ドイツ)の指標データ/良好な米国の指標データ』ならば、ユーロドルは下値トライとなろう。一方、米指標データが総じて市場予想を下回るケースでは、米株に調整(反落)圧力が高まり金利は低下しよう。ドル円は110円割れを警戒したい。ユーロドルは欧州(ドイツ)の指標データが強い場合、レジスタンスラインを上限に戻り高値を探る展開となろう。

・ドル円、ユーロドルともに売り買い交錯を想定

本日のドル円は、リスク選好相場にサポートされ堅調に推移しよう。だが、米国市場が休場のため大きく動く可能性は低い。111.00前後で上値が抑制される展開を想定している。テクニカル面では、先週と同じく75日MA(111.18)および200日MA(111.30)の攻防が焦点となろう。111.20にはオファーが観測されている。一方、下値の焦点は110円台の維持となろう。15日に相場をサポートした110.20にはビッドの観測あり。
ユーロドルは、1.1300を挟んでの売り買い交錯相場を想定している。上値の焦点は10日MA(1.1319)の突破となろう。1.1330-50にはオファーの観測あり。一方、下値の焦点は15日安値1.1231となろう。1.1230にはビッドが観測されている。1.1230ブレイクとなれば、1.1213が次の下値ターゲットとなろう。

【ドル円チャート】

USDJPY ドル円


【ユーロドルチャート】

EURUSD ユーロドル

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