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米雇用統計と外為市場の展望

リスク選好のムードが高まっています。このムードがさらに高まるかどうか、今日も米指標データ、特に雇用統計が重要なファクターとなるでしょう。外為市場の展望およびドル円とユーロドルのチャートポイントは?マーケットレポートをご覧ください。

Source:Bloomberg Source:Bloomberg

Analysis Highlights

・米雇用統計と外為市場の展望

5日の米国株式市場は主要3指数が軒並み大幅高となった。ベンチマークのS&P500指数は予測通りレジスタンスポイント2,940レベルの突破に成功。「高すぎる水準24%」のレベルでボラティリティが低下傾向へ転じている状況を考えるならば、同指数は再び節目の3,000ポイントを視野に入れる展開となろう。
米株が堅調地合いを維持する限り、外為市場の焦点は米長期金利(以下米金利)の動向となろう。その米金利は指標データにらみの展開が続こう。この点は良好な指標データが意識され、一時1.5910%まで反発した昨日の動向が示唆している。本日は8月雇用統計が発表される。焦点は非農業部門雇用者数と平均時給の動向だが、これらが市場予想を上回るならば、「米金利上昇→米ドル買い」を予想する。ドル円は107円台への攻防シフト、ユーロドルは1.1割れの展開を予想する。一方、新興国通貨には売り圧力が高まろう。逆に雇用統計が総じて市場予想を下回るケースでは「米金利低下→米ドル安」 を予想する。ドル円は106円台を中心に上値の重い展開となろう。ユーロドルは、昨日上値をレジストした21日MA(1.1083前後)の攻防が焦点となろう。新興国通貨は米株の動向次第である。現在の相場環境で冴えない雇用統計の内容が確認される場合、二つのシナリオ-①FEDの緩和スタンス継続への期待を高める要因となる / ②ここ数日の上昇を警戒した利益確定売りの材料とみなされる-が考えられる。①のケースでは、「株高 /米金利低下」を背景に主要な新興国通貨は対米ドルや日本円で上昇しよう。一方、②のケースだが、米中対立リスクが後退している状況も考えるならば、売り圧力が高まっても下落幅は限定的と予想する。

【米株のボラティリティ】

S&P500 米株 ボラティリティ volatility

・ドル円とユーロドルの展望

今日のドル円も米指標データにらみの展開となろう。焦点は上述したとおり米雇用統計の内容だが、総じて市場予想を上回るならば「米株高 /金利上昇」を背景に107円台への攻防シフトを予想する。昨日高値107.22を突破する場合、次のターゲットはリトレースメント107円ミドルを想定したい。テクニカル面ではリトレースメント61.80%の水準107.45レベル、過去の動向では先月2日高値107.56の突破が焦点となろう。107.30および107.50にはそれぞれオファーが観測されている。一方、冴えない雇用統計で下値トライとなる場合は、昨日安値106.30レベルの攻防が焦点となろう。本日このレベルには10日MA(106.32前後)が推移している。米株で調整の下落幅が拡大するケースでは106.00トライの可能性を意識したい。
ユーロドルも米雇用統計と金利にらみの展開となろう。上値の焦点は上述した21日MAである。1.1090から1.1100にかけてはオファーが観測されている。一方、下値の焦点は1.1台の維持である。1.09台の攻防へシフトする場合、ビッドが観測されている1.0970レベル(9/4安値1.0967)の攻防が焦点となろう。

【ドル円】

USDJPY ドル円


【ユーロドル】

ユーロドル EURUSD

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