コンテンツにスキップする

外国為替証拠金(FX)及びCFD取引はレバレッジ取引であり、元本や利益が保証されていません 外国為替証拠金(FX)及びCFD取引はレバレッジ取引であり、元本や利益が保証されていません

コスモなど石油株安い、協調減産巡る不透明感でNY原油反落

・IEAが19年世界石油需要見通しを下方修正
・OPECと非加盟国、25・26日に生産調整会議

Source: Bloomberg

18日の東京株式市場でコスモエネルギーホールディングス<5021>など石油関連銘柄が安い。世界景気の先行きや原油の協調減産を巡る不透明感でニューヨーク原油先物相場が下落したことが売り材料になった。

コスモの終値は前日比25円(1.14%)安の2159円。ENEOS Holdings Inc<5020>は3.4円(0.67%)安の507.5円で取引を終えた。

一方、国際石油開発帝石<1605>は16.5円(1.79%)安の907円で終了。東証33業種中、鉱業は値下がり率で2位だった。

17日のニューヨーク・マーカンタイル取引所(NYMEX)でWTI(ウエスト・テキサス・インターミディエート)期近7月限は3営業日ぶりに反落。終値は前週末比0.58ドル安の1バレル=51.93ドル。米中貿易摩擦に端を発した世界景気の減速で需要は伸び悩むとの懸念が広がった。

国際エネルギー機関(IEA)は14日発表の月報で、2019年の世界の石油需要見通しを下方修正した。また前週は石油輸出国機構(OPEC)と米エネルギー情報局(EIA)も19年の石油需要見通しを下方修正している。

OPECと非加盟国の協調減産

さらに石油輸出国機構(OPEC)とロシアなど主要非加盟国による協調減産の継続を巡る不透明感も相場の上値を重くしている。

OPECと主要非加盟産油国は19年1月から6カ月間の予定で合計で日量120万バレルを減産している。

現行の協調減産は6月末で期限を迎え、今月25日と26日にOPECと関係国による生産調整会議が予定されている。産油国の多くは協調減産の継続を求めているが、ロシアは減産継続に慎重な姿勢を示している。

市場では産油国が7月以降も現行水準の協調減産を継続すれば、相場は50ドル台半ばを維持するとの見方が多く、また協調減産に合意できない場合は50ドルを割り込むとの声が出ている。


本レポートはお客様への情報提供を目的としてのみ作成されたもので、当社の提供する金融商品・サービスその他の取引の勧誘を目的とした ものではありません。本レポートに掲載された内容は当社の見解や予測を示すものでは無く、当社はその正確性、安全性を保証するものではありません。また、掲載された価格、 数値、予測等の内容は予告なしに変更されることがあります。投資商品の選択、その他投資判断の最終決定は、お客様ご自身の判断でなさるようお願いいたしま す。本レポートの記載内容を原因とするお客様の直接あるいは間接的損失および損害については、当社は一切の責任を負うものではありません。 無断で複製、配布等の著作権法上の禁止行為に当たるご使用はご遠慮ください。

IG証券の商品(コモディティ)トレード

  • 約70種類の商品が取引可能
  • 原油や金など主要な商品の円建て銘柄
  • 金・銀、原油はバイナリーでも

リアルタイムレート

  • FX
  • 株式CFD
  • 株価指数CFD

※上記レートは参考レートであり、取引が保証されるものではありません。株式のレートは少なくとも15分遅れとなっております。

モーニングメール

ストラテジストによる「本日の予想レンジとトレンド」を毎朝※無料でお届け中! ※メール送信は基本的に月~金の平日を予定しておりますが、ストラテジストの都合により予告なく送信を行わない日がございますので、予めご了承ください

弊社の個人情報保護方針・アクセスポリシーにご同意の上、申し込みください。

こちらのコンテンツもお勧めです

IG証券はお取引に際してお客様がご負担になるコストについて明確な情報を提供しています。

FX/バイナリーオプション/CFDのリーディングカンパニー。IG証券について詳しくはこちら

その日の重要な経済イベントが一目でわかるカレンダー。「予想値」、「前回値」、「発表結果」データの提供に加え、国名や影響度によるイベントのスクリーニング機能も搭載。