ユーロドルと豪ドル/米ドルの焦点

今日のサマリー。ユーロドルの上値の焦点は1.1864および1.1880レベルの攻防となるかどうか。下値の焦点は21日MA(1.1717)の維持。一方、豪ドル/米ドルの焦点は0.70-0.7250レンジの攻防。詳細はマーケットレポートをご覧ください。

ユーロドルの焦点

昨日の外為市場に明確なトレンドは見られなかったが、FEDの超金融緩和政策を意識した米ドル安優勢の状況が続いている。

外為市場で最も取引量が多いユーロドルは、調整が散見されながらも1.18台の攻防へシフトしつつある。
1週間の予想変動率(インプライドボラティリティ)に大きな変化は見られないが、市場の短期予測を反映するリスクリバーサルはユーロドルの上昇を予想する状況にある。

実際のトレンドは株式、特に米株の動向次第となるだろう。
その米株では、多くの機関投資家がベンチマークとしているS&P500指数が、今年2月19日に付けた最高値3,386.15を上回る局面が見られた。

株価に対する心理的な警戒感は高まっているが、政策への期待が崩れない限り、米株は調整の反落を挟みながらも株高トレンドを維持する可能性が高い。

本日、米株が堅調地合いとなれば、ユーロドルは米ドル安を背景に、昨日高値1.1864レベルを突破できるかどうか?この点が焦点となろう。
突破に成功する場合は、今月7日の大陰線の高値1.1880レベルを次の上値ターゲットと想定したい。

一方、下値の焦点は1.17台の維持となろう。

米株高の調整となる場合は、米ドル買いによって1.17台へ反落する展開を想定したい。

テクニカル面では、1.1717レベルまで上昇している21日MAの攻防となるかどうか?この点に注目したい。
1.1700にはビッドが観測され始めている。

ユーロドルの短期予測

ユーロドルの短期予測

ユーロドルのチャート

ユーロドルのチャート

豪ドル/米ドルの焦点

ユーロドル以上に政策相場との相関性が高いのが豪ドル/米ドルである。

直近の動向を確認すると、0.70台の維持に成功していることで、0.70-0.7250のレンジで売り買いが交錯している。

本日も株式、特に米株にらみの展開となろう。
米株高の局面では、今月の10日以降、上値を抑制している0.7190の突破が焦点となろう。

この水準を突破し0.72台の攻防へシフトする場合は、今月の5日から7日にかけて上値を抑制した0.7240レベルが次の上値ターゲットとなろう。

一方、米株が反落する展開となれば、0.71台の維持が焦点となろう。

今月12日は長い下ヒゲが示現して0.71台の維持に成功した。

0.70台の攻防となる場合は、今月3日の安値0.7075レベルが次の下値の焦点として意識したい。
この時も長い下ヒゲが示現し、相場をサポートした経緯がある。

豪ドル/米ドルのチャート

Source: Eikon 日足(2020年6月以降)

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