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大幸薬品が年初来高値、クレベリンをサブスク販売へ

・20年3月期利益は過去最高益
・岩井コスモ、「強気」でカバレッジ開始

Source: Bloomberg

2日の東京株式市場で大幸薬品<4574>が反発。一時、年初来高値を更新した。感染管理製品「クレベリン」シリーズの業務用製品について、年内にサブスクリプション(定額制)販売を始めると伝えられた。

終値は前日比36円(1.62%)高の2258円。一時、2.79%高の2284円まで買われた。

クレベリンはプールの消毒などに使われる二酸化塩素を利用。空間に浮遊するウイルスや菌働きを止めるとしており、新型コロナウイルスの感染拡大が広がるなか、売り上げが増加した。

新型コロナに対する効果は確認されていないが、除菌商品の需要の増加により一時品薄になっていた。現時点でサブスク価格は未定という。

大幸薬品が先月発表した2020年3月期の連結決算は、純利益が前の期比73%増の24億円と過去最高だった。クレベリンの売上高増加が寄与した。

営業利益は88%増の38億円、売上高は44%増の149億円でともに過去最高だった。

投資判断

岩井コスモ証券は5月29日付で大幸薬品のカバレッジを開始した。投資判断は「A」(強気)、目標株価は2400円。

同証券は、20年3月期の大幅増益について、新型コロナ感染拡大による一時的な特需の効果と考えてはならないと分析。売上高はインフルエンザの流行を背景に10~12月期が最も大きいとし、クレベリンが感染シーズンの定番として消費者に根づいてきたと指摘した。

一方、従来はインフルエンザのオフシーズンである4~9月は感染管理製品の売上高は低水準だったが、新型コロナ感染拡大の影響で今年は年間を通じて感染管理事業の売上高が高原状態を保つことになる見通しとした。

また、コロナ感染の収束後も、除菌は新しい日常として定着すると予想した。

大幸薬品はクレベリンのほか、胃腸薬の「正露丸」も手掛ける。


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