アスクルの6~8月期は増収増益 感染対策商品特需が寄与

アスクルが16日発表した6~8月期連結決算は増収増益。落ち込んでいたBtoB事業の売上高が5月の緊急事態宣言解除後に着実に回復したことや、手指消毒液やマスク等の新型コロナ感染対策商品の特需が貢献した。

アスクル<2678>が16日発表した2020年6~8月期連結決算は増収増益。落ち込んでいたBtoB(法人向け)事業の売上高が5月の緊急事態宣言解除後に着実に回復したことや、手指消毒液やマスク等の新型コロナウイルス感染対策商品の特需が貢献した。同社はまた、21年5月期の連結業績見通しを引き上げた。

6~8月期の売上高は前年同期比2.3%増の1001億8000万円となり、同期では初めて1000億円を突破した。純利益は65.0%増の15億200万円。

BtoB事業の売上高は比2.0%増の811億2200万円。感染対策商品に対する特需が寄与した。

BtoC(消費者向け)事業は5.4%増の168億8000万円。このうち消費者向けインターネット通販サイト「ロハコ」の売上高は5.4%増の129億2900万円だった。

このほかロジスティクス事業の売上高が5.8%減の19億9100万円となった。

21年5月期業績見通し

アスクルは7月10日に公表した21年5月期通期の連結業績予想を上方修正した。電子商取引市場の拡大に伴う購入客数の増加などによる売上高の増加を理由に挙げた。

さらに特需要因も含めた感染対策商品の売上高拡大によるカテゴリミックスの変化、および原価低減施策などによる売上総利益率の向上、また売上高回復に伴う物量の増加により物流生産性が回復し労務費・配送コストの増加を一定程度吸収するとの見通しも上方修正に寄与した。

売上高は従来、4030億円を見込んでいたが、これを前期比1.5%増の4063億円に引き上げた。

営業利益見通しは従来の72億円から同4.3%増の92億円に、純利益見通しは従来の45億円から同11.5%減の50億円に引き上げた。


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