ブシロード株が一時2.3％高、子会社新日本プロレスが米新会社設立へ
・株価、利益確定売りで3日続落
・子会社が先週、女子プロレス団体買収
23日の株式市場でマザーズ上場のブシロード<7803>が3営業日の続落。子会社である新日本プロレスリングが米国に新会社を設立すると発表したことが材料視され買いが先行。しかし、その後利益確定の売りに押された。
終値は前営業日20円（0.54％）安の3680円。新会社の業績寄与への期待を背景に株価は朝方、85円（2.3％）高の3785円を付けた。
21日の取引終了後、子会社の連結子会社である新日本プロレスリングが、海外事業展開の強化の一環として米国に全額出資子会社「New Japan Pro-Wrestling Of America」を11月に設立すると発表した。本社はカリフォルニア州に置く。新日本プロレスリングは新会社による興行を北米で実施する方針だ。
新日本プロレスは2019年4月、米ニューヨークのマディソンスクエア・ガーデンで、米プロレス団体ROH Wrestlingとの共同興行を開催している。20年は新会社を通じ、米国で年間約20試合を行う予定という。
米新会社設立による20年7月期業績への影響は軽微としている。
スターダム買収
ブシロードは17日、女子プロレス団体スターダムの買収を発表している。連結子会社のキックスロードが12月1日からブシロードファイトに商号を変更し、キックボクシングと女子プロレスの運営を行う。スターダムの譲受価額は非公表。
ブシロード株価は同日、3960円の年初来高値を付けた。
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