個別銘柄レポート:ベライゾン・コミュニケーションズ

世界初の商用5G通信サービスを10/1より4都市で提供開始

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  • 2018/12期2Q(4-6月)は、売上高が前年同期比5.4%増の322.03億USD、純利益は同5.5%減の41.20億USD。調整後EPSは1.20USDと市場予想の1.14USDを上回った。
  • ポストペイド携帯通信契約が53.1万件純増と伸び増収となったが、インターネット動画配信事業の閉鎖コストなどが響き減益。
  • 10/1より世界初の商用5G通信サービスをヒューストン、インディアナポリス、ロサンジェルス、サクラメントの4都市で提供開始。

What is the news?

2018/12期2Q(4-6月)は、売上高が前年同期比5.4%増の322.03億USD、純利益は同5.5%減の41.20億USD。主力のワイヤレス事業で契約件数が伸び増収となったが、インターネット動画配信事業の閉鎖コストなどが響き減益なった。2017/6に同社傘下のAOLと買収したヤフーの中核事業を統合して設立した子会社「Oath」の業績や事業売却、会計基準変更の影響などの特別項目を除く調整後EBITDAは同6.3%増の118.65億USD、調整後EPSは1.20USDと市場予想の1.14USDを上回った。

事業セグメント別の概況は以下の通り。携帯通信サービスを提供するワイヤレス事業は、売上高が前年同期比5.5%増の224.49億USD、セグメントEBITDAが同10.0%増の107.33億USD。携帯契約件数は前四半期から29.5万件純増し、1億1,645.4万件となった。そのうちポストペイド契約が同53.1万件純増の1億1,162.2万件、プリペイド契約が同23.6万件純減の483.2万件。ポストペイド契約のうち、端末助成金を付与していない契約は約82%と前年同期の75%から増加した。有線通信サービスを提供するワイヤライン事業は、売上高が前年同期比3.4%減の74.59億USD、セグメントEBITDAが同5.56%減の15.05億USD。主力の消費者向けビジネス中心に減収となった。ただ、オール光ファイバネットワークの「Fios」関連の売上高は同1.9%増の29.56億USDと増収を確保した。

How do we view this?

2018/12通期会社計画は、売上高が1桁台前半から中盤の伸び率、EPSが0.27-0.31USD、商用向け5G立ち上げに係る費用を含む設備投資が170億-178億USD。2018/12通期市場予想は、売上高が前期比3.7%増の1,307.28億USD、当期利益が同39.4%減の182.27億USD。同社は10/1、世界初の商用5G通信サービスである「Verizon 5G Home」をヒューストン、インディアナポリス、ロサンジェルス、サクラメントの4都市で提供を開始。5G Homeは同社のスモールセル(出力の小さい基地局)、ファイバネットワークのバックボーン、ミリ波(mmWave)帯の3要素を組み合わせて形成する「5G Ultra Wideband」ネットワーク上に構築されているが、この3要素を持つ通信事業者は同社以外にはないという。

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配当予想(USD) 2.39 (予想はBloomberg)
終値(USD) 53.84 2018/10/1

会社概要
1983年にベル・アトランティックとして設立した総合電気通信会社。2000年にGTEコーポレーションとの合併に伴い現行の社名に変更した。全米で携帯通信サービスの提供や通信機器販売を行うほか、世界各国で固定電話サービス、ブロードバンドビデオ、データサービス、企業向けネットワーキングソリューション、セキュリティー、マネージドネットワークサービスなどを提供している。約155,400人の従業員を雇用している。
ワイヤレス通信サービスを提供するベライゾン・ワイヤレスは米国最大の携帯通信事業者で、契約者数第1位。同社の4G LTEネットワークは総人口の98%をカバーしている。ベライゾン・コミュニケーションズとボーダフォンの協業により2000年に発足したが、2014年にベライゾン・コミュニケーションズがボーダフォンの保有する45%の株式を買い取り、完全子会社とした。

企業データ(2018/10/2)
ベータ値 0.80
時価総額(百万USD) 222,463
企業価値=EV(百万USD) 336,904
3ヵ月平均売買代金(百万USD) 685.4

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主要株主(2018/10) (%)
1.Vanguard Group Inc 7.26
2.ブラックロック 6.54
3.Capital Group Cos Inc 5.35


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