2016 8/17【IGテクニカル分析】

ドル円(USD/JPY)、ユーロドル(EUR/USD)のテクニカル分析レポート。 テクニカルポイントに加え、直近のオーダー状況の情報も満載。
毎週火曜日と金曜日は、IGTVのマーケットヘッドラインで取り上げた銘柄にフォーカスしています。合わせてご参照ください。


Technical analysis highlights

USD/JPY
 

レジスタンス 102.87-96:重要テクニカルエリア 101.38:10日MA
サポート 99.54:8/16安値 99.00:「BREXITショック」時の安値

16日のドル円は、コアレンジの下限100.70、厚いビッドが置かれていた100.50そして心理的節目の100.00を一気に下方ブレイクした。NY引けベースでは100円台の維持にかろうじて成功したが、昨日のドルショートカバーが先週12日から昨日までの高安(102.27-99.54)の38.20%戻し(100.59)の水準で止められた経緯を考えるならば、引き続きダウンサイドリスクを警戒したいー

上記の38.20%戻しで上値の重い状況が続いた場合は、再び100円割れを想定したい。その場合、下値の焦点は目先、昨日安値99.54レベルと「BREXITショック」時の安値99.00。テクニカル面ではボリンジャーバンド(日足)の下限が推移している98.70前後がターゲットとなろう。
一方、行き過ぎたドル安の反動で38.20%戻しの突破に成功した場合は、短期的なショートカバーを想定したい。その場合、目先の焦点は、今月8日以降上値をレジストし続けている10日MA(青ライン)の攻防となろう。このMAの上方ブレイクは、102円台への再上昇シグナルと想定したい。しかし、一目/遅行線(黄ライン)やRSIの動向を考えるならば「ドル安・円高」トレンドは鮮明である。また、7月下旬の動向も鑑みるならば、一目/雲の下限(日足)までの反発が限界と想定したい。尚、このテクニカルは今日現在、21日MA(赤ライン)とクロスしている。102.87-102.96は重要テクニカルエリアと想定したい。

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EUR/USD
 

レジスタンス 1.1400:レジスタンスポイント 1.1335-50:レジスタンスゾーン
サポート 1.1212:89日MA 1.1132:一目/雲の下限

16日は大陽線が出現し、89日MA(緑ライン)、レジスタンスラインそして一目/雲(日足)の突破に成功。3つの重要レジスタンスポイントを一気に突破したことで、トレンド転換シグナルが点灯したー

目先の上限を1.1400と想定。この水準をトライするシグナルとして注視すべきは、1.1350の突破だろう。この水準にはオファーが観測されている他、すぐ下の1.1335前後にはボリンジャーバンド(日足)の上限(σ:2.5 MA:21)も推移している。尚、昨日はこのテクニカルで上値がレジストされた。

一方、現在の相場水準とレジスタンスラインとの乖離が未だ1%未満である点を考えるならば、今回の突破が「だまし」である可能性も残る。上記のボリンジャー上限の突破に失敗した場合は、その可能性を意識したい。再びレジスタンスライン以下での攻防となった場合、下値の焦点は89日MA、一目/雲の下限(日足)そして21日MA(青ライン、今日現在1.1118)の順で想定したい。

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