注目すべき3つのイベント

今月の注目イベント&銘柄

Source: Bloomberg

【注目イベント】
・米経済指標(特に第1週目の経済指標)
・欧州中央銀行(ECB)理事会(7月3日)
・米連邦公開市場委員会(FOMC、7月29-30日)

【注目銘柄】
・ドル円 /  ドル円最新データ
・ユーロドル /  ユーロドル最新データ


注目イベント1 : 米経済指標(特に第1週目の経済指標)

6月の米連邦公開市場委員会(FOMC)で、イエレンFRBは引き続き超低金利政策にコミットしたスタンスを表明しました。しかしFOMC後、米債券市場で2年債利回りはむしろ上昇。10年債のそれも低下幅は限定的となりました。この背景に、マーケットが抱く根強いインフレ期待があるとしたら、第1週目に集中している米経済指標はマーケットの耳目を集めるでしょう。総じてファンダメンタルズ改善期待を示す内容となった場合、イエレンFRBのハト派スタンスを受けて尚、米金利への低下圧力が後退する可能性が出てくるからです。米債券市場がそのような展開となれば、ドル売り圧力は低下するでしょう。また、ファンダメンタルズ改善期待が、さらなる米株高を誘発すれば、「米株高+金利反発」を背景に、ドル円は年初来高値(105.44)を起点としたレジスタンスラインをトライする展開も考えられます。

 

注目イベント2:欧州中央銀行(ECB)理事会(7月3日)

2014年4-6月期以降のユーロ圏経済は、緩やかなペースで拡大すると予想されます。しかし、域内のインフレ率は引き続き低水準で推移する可能性があります。このため、欧州中央銀行(ECB)が、状況によってはさらに緩和強化に乗り出すシグナルを発信してくるかどうか、この点が焦点となりそうです。

 

注目イベント3:米連邦公開市場委員会(FOMC、7月29-30日)

7月第1週までの米経済指標が、更なる米ファンダメンタルズ改善を示す内容となった場合、イエレンFRBのスタンスがタカ派へ変化する可能性があります。その場合、ドル円は現在のこう着相場から脱する可能性が出てきます。イエレンFRBのタカ派スタンスを受けて尚、米株高が継続した場合は、「注目イベント1」で指摘したレジスタンスラインの突破が焦点となるでしょう。逆に米金利のみが急上昇し、株式市場が大きく崩れる展開となれば、円相場全体で円高圧力が強まる展開を想定すべきでしょう。

 

注目銘柄

ドル円

レジスタンスポイント 年初来高値(105.44)からのレジスタンスライン
サポートポイント 2月4日安値(100.75)の維持

 

ドル円日足チャート

 

 

ユーロドル

レジスタンスポイント 一目/基準線(週足、6月30日時点1.3735)
サポートポイント サポートライン(1.3500)の維持

 

ユーロドル週足チャート

 

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