焦点はFOMC議事録

Market Summary
4日の海外外為市場は、米系勢の不在により大きな変動は見られなかった。ドル円は110円前半を中心に終始こう着相場が継続。ユーロドルも1.16後半を中心に売り買いが交錯した。一方、ポンド相場は対ユーロで堅調推移となった。この影響が波及し、ポンドドルは1.3249まで上昇する局面が見られた。一方、ポンド円も146円台を挟んでの堅調推移が続いた。
欧州株式は、資源セクターを中心に売り圧力が高まり、英国FTSEやドイツDAXが下落。6日にトランプ政権による対中関税発動を控えていることも相場の重石となった。

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Market Analysis
ドル円は111.00を突破仕切れず続落。昨日は21日MAでサポートされたが、米系勢不在という状況を考えるならば、このMAがサポートラインとして意識されているかどうかを判断するためには、今日以降の動向を確認する必要があろう。目先の米ドル相場のトレンドは、本日のFOMC議事録と明日の6月米雇用統計の内容に左右されよう。FOMC議事録の焦点は、リスク要因に関する議論の有無にあろう。6日の対中関税発動を控えているタイミングで、国際貿易摩擦に対する警戒トーンがFED内でも高まっていることが判明すれば、米債券市場では再び金利に低下圧力が高まる可能性がある。また、現在の米ドル高も懸念材料として認識されているかどうか、この点にも注目したい。議事録の内容を受け米長期金利が低下する場合、米ドル相場には売り圧力が高まろう。このケースでのドル円は21日MAを下方ブレイクし、5月安値108.10を起点とした短期サポートラインを視野に下落幅が拡大する展開を警戒したい。このラインは今日現在109.75レベルで推移している。逆に米経済の先行きについて楽観的な議論に終始していたことが判明すれば、米長期金利の反発基調が続こう。ドル円は111円を視野に再び上昇トレンドへ転じよう。111円台の攻防となる場合は、111.20および5月21日高値111.39の攻防に注目したい。これらレジスタンスポイントを突破する場合は、プロジェクション50.0%の水準111.52を視野に上昇幅が拡大しよう。尚、朝方のオーダー状況だが、110.20および110.00にビッドが観測されている。111.20から111.50にかけては断続的にオファーの観測あり。

一方、レンジ相場が続いているユーロドルに動きがあるとすれば、やはりFOMC議事録公表後を想定したい。上値の焦点はリトレースメント23.60%の水準1.1720となろう。突破に成功する場合は50日MAを次のターゲットと想定したい。下値の焦点は1.16台の維持となろう。1.16ブレイクとなれば、サポートポイント1.1506および1.1500の攻防が焦点として再浮上しよう。1.1600ではオプションバリアの攻防が予想される。また、1.1520および1.1500にはビッドが観測されている。

【チャート①:ドル円】

USDJPY ドル円

【チャート②:ユーロドル】

ユーロドル EURUSD

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