調整相場継続を想定

Market Overview-市場参加者少なく小動き

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25日の外為市場は、クリスマス休暇で市場参加者が限られたことから小動きに終始した。円相場では円を買い戻す動きが散見された。ただ、下落幅が限定的であった点は、リスクセンチメントが改善傾向にあることを示唆している。ロシアリスクが一時的に後退しているタイミングでバランスの取れた米連邦公開市場委員会(FOMC)声明が公表されたことがセンチメント改善のきっかけとなったが、これまでのリスク選好の土台となってきた米ファンダメンタルズの改善が着実に強固なっている点を鑑みるに、来週以降、円安トレンドが鮮明になるとの見通しに変更はない。

Today’s Outlook -本日も調整相場を想定

本日も材料及び市場参加者が少ないことから、外為市場全体はレンジ相場に終始しよう。円相場も同様の展開となることを想定している。株式市場で調整色が強まった場合は下値を模索する展開となるだろうが、16日以降、株式市場が反発色を強めていること、祖それに伴いVIX指数が急低下していることを考えるならば、調整相場となっても下値は限定的となろう。ドル円は120.00レベルを挟んでの展開を想定している。

尚、8時50分に日本の各種経済指標が発表される。注目は11月の全国消費者物価指数(CPI)コア指数だが、直近の原油価格下落を受け予想外に下振れるようならば、短期的な円売りを誘発する可能性がある。また、同月の鉱工業生産・速報値は日経平均の変動要因と捉えておきたい。結果次第で上下に振れれば、円相場もそれに連動した値動きとなろう。

Technical analysis highlights

ドル円

レジスタンス 121.00:12月9日高値 120.83:12月23日高値
サポート 120.00:サポートポイント 119.59:リトレースメント23.60%

120.00-120.50を中心レンジと想定。株式市場が調整色を強めた場合は、119円台の攻防へとシフトしよう。焦点として浮上するのは、直近高値からの23.60%戻し119.59レベルだろう。すぐ上119.70レベルと下の119.50レベルにはそれぞれビッドが観測されている。一方、120.50レベルを突破した場合は、オファーが観測されている121.00を視野に入れる展開となろう。

ユーロドル

レジスタンス 1.2261:リトレースメント23.60% 1.2246:12月23日高値
サポート 1.2164:12月23日安値 1.2100:サポートポイント

引き続き1.2200を挟んだレンジ相場を想定。ユーロショートを調整する動きが強まっても1.22ミドルレベルまでが限界か。下値は年初来安値1.2164レベルの維持が焦点となろう。尚、朝方のオーダー状況を確認すると、1.2270レベルにはオファーが観測されている。一方、1.2150レベルには厚いビッドとオプションバリアが観測されている。

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