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外国為替証拠金(FX)及びCFD取引はレバレッジ取引であり、元本や利益が保証されていません 外国為替証拠金(FX)及びCFD取引はレバレッジ取引であり、元本や利益が保証されていません

米長期金利とドル相場の展望

Market Overview

3日の海外外為市場は、材料難から明確な方向感は見られなかった。米国株式は好調な新車販売や景気拡大への期待感を背景に、主要3指数が連日で最高値を更新。リスク選好を背景にドル円は、7月の戻り高値114.50を起点とした短期レジスタンスラインをトライする局面が見られた。しかし、この日の米国債券市場は「債券買い /金利低下」となったことで米ドル高圧力が後退。ドル円はレジスタンスラインの突破に失敗すると、112円後半でこう着相場となった。一方、ユーロドルは欧州タイム前に1.17を割り込む局面が見られた。NYタイムに入ると米独利回り格差の縮小を背景にユーロ買い優勢の展開となった。しかし、ユーロ高の調整圧力は根強く1.1773レベルで上値がレジストされた。

NY原油先物11月限は、米石油在庫統計の動向を見極めたいとの思惑から小動きに終始。前日比0.16ドル安の1バレル=50.42と小幅に下落して取引を終了した。NY金先物12 月限は下落トレンドが継続。しかし米ドル高の一服を受け、下落幅は前日比1.2ドル安と限定的だった(終値:1トロイオンス=1274.6)。

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Analyst's view

ドル円は、7月の戻り高値114.50を起点とした短期レジスタンスラインをトライ中(チャート①参照)。3日はこのラインで見事に上値がレジストされた。米国株式市場では史上最高値の更新が続き、日本株も2年ぶりの高値水準まで上昇する等、世界的な株高トレンドが加速する中では、円高圧力が強まる余地はない。株式市場のリスク要因は北東アジアの地政学リスクの再燃。しかし北朝鮮サイドにミサイル発射等の兆候は見られず、目先、株式市場が大きく崩れる可能性は低い。株高維持を軸に考える場合、ドル円の戻り高値の水準は米長期金利の動向次第となろう。

米ドル相場との相関性が高い10年債利回りだが、2.40%の水準が攻防分岐として浮上してきた(チャート②参照)。米利上げ期待と株高トレンドの維持は米金利の反発要因である。しかし、この水準(=2.4%前後)では米債買いの妙味が強まり易いことは、5月以降のトレンドが示唆している。2.4%の水準を越え、尚も上昇基調を維持するためには低インフレ懸念の払しょくが条件となろう。この懸念を払しょくする材料として目先注視すべきは、9月米雇用統計での平均賃金の内容となろう。それまでは2.40%の水準が意識され、金利の上昇圧力が阻害される可能性がある。外為市場では9月雇用統計の前に米ドルロングを調整する動きを警戒したい。ドル円、ユーロドルのチャートポイントは本日のテクニカルレポートにて。

Analyst's view

ドル円は、7月の戻り高値114.50を起点とした短期レジスタンスラインをトライ中(チャート①参照)。3日はこのラインで見事に上値がレジストされた。米国株式市場では史上最高値の更新が続き、日本株も2年ぶりの高値水準まで上昇する等、世界的な株高トレンドが加速する中では、円高圧力が強まる余地はない。株式市場のリスク要因は北東アジアの地政学リスクの再燃。しかし北朝鮮サイドにミサイル発射等の兆候は見られず、目先、株式市場が大きく崩れる可能性は低い。株高維持を軸に考える場合、ドル円の戻り高値の水準は米長期金利の動向次第となろう。

米ドル相場との相関性が高い10年債利回りだが、2.40%の水準が攻防分岐として浮上してきた(チャート②参照)。米利上げ期待と株高トレンドの維持は米金利の反発要因である。しかし、この水準(=2.4%前後)では米債買いの妙味が強まり易いことは、5月以降のトレンドが示唆している。2.4%の水準を越え、尚も上昇基調を維持するためには低インフレ懸念の払しょくが条件となろう。この懸念を払しょくする材料として目先注視すべきは、9月米雇用統計での平均賃金の内容となろう。それまでは2.40%の水準が意識され、金利の上昇圧力が阻害される可能性がある。外為市場では9月雇用統計の前に米ドルロングを調整する動きを警戒したい。ドル円、ユーロドルのチャートポイントは本日のテクニカルレポートにて。


【チャート①:ドル円チャート】

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【チャート②:米10年債利回り】

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