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個別銘柄レポート:マイクロソフト

クラウドサービス好調、「逆アマゾン効果」でクラウド事業拡大へ

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ナスダック | インフラ・ソフトウェア| 業績フォロー

BLOOMBERG MSFT:US | REUTERS MSFT.OQ

  • 2018/6期2Q(10-12月)は、売上高が前年同期比12.0%増の289.18億USD、純利益は▲63.02億USDと前年同期の62.67億USDから赤字転落。調整後EPSは0.96USDと市場予想の0.86USDを上回った。
  • 商用向けクラウドサービスが伸びた。特にクラウドインフラサービス「Microsoft Azure」の売上が前年同期比98%増と寄与。
  • 2018/6通期の市場予想は、売上高が前期比11.1%増の1,072.62億USD、当期利益が同30.3%減の177.68億USD。

What is the news?

2018/6期2Q(10-12月)は、売上高が前年同期比12.0%増の289.18億USD、純利益は▲63.02億USDと前年同期の62.67億USDから赤字転落。税制改革で導入された海外留保利益に対する税金に関連して計上した一時費用の138億USDが響いた。一方、調整後EPSは0.96USDと市場予想の0.86USDを上回った。また、税制改革に伴う処理を除いた非GAAPベースでは、純利益は前年同期比19.6%増の74.98億USDである。商用向けクラウドサービスが好調で、特に開発者やITプロフェッショナル向けアプリケーションのビルド、デプロイ、管理の包括的クラウドサービス「Microsoft Azure」の売上高が前年同期比98%増と増収に寄与した。また、また「Office」顧客のオンライン版への移行を促す取り組みも進めており、「Office 365」の売上高は41%増加した。

セグメント別では、クラウド経由で「office365」などの業務ソフトを提供するプロダクティビティ&ビジネスプロセス部門は、売上高が前年同期比24.7%増の89.53億USD、営業利益が9.3%増の33.37億USDであった。インテリジェントクラウド部門は、売上高が同15.3%増の77.95億USD、営業利益が23.6%増の28.32億USDであった。「Windows」やタブレット端末「Surface」、ゲームなどを手掛けるモアパーソナルコンピューティング部門は、売上高が同2.4%増の121.70億USD、営業利益が同2.0%減の25.10億USDとなった。
 

How do we view this?

 2018/6期3Q(1-3月)の会社計画は、プロダクティビティ&ビジネスプロセス部門の売上高が86-88億USD、インテリジェントクラウド部門の売上高が75.5-77.5億USD、モアパーソナルコンピューティング部門の売上高が91-94億USDである。2018/6通期の市場予想は、売上高が前期比11.1%増の1,072.62億USD、当期利益が同30.3%減の177.68億USD。物流業や小売業では、直接競合することからアマゾン・ドット・コムの提供するクラウドを避ける動きが見られている。同社が受け皿になる「逆アマゾン効果」が生じつつあり、市場シェアの拡大が期待される。

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配当予想(USD) 1.68 (予想はBloomberg)
株価(USD) 91.73 2018/2/22

会社概要
1975年にビル・ゲイツとポール・アレンにより設立。モバイルファースト&クラウドファーストの世界におけるプラットフォームとプロダクティビティのリーディングカンパニー。世界190ヵ国以上で事業を展開。
OS、クロスデバイスの生産性アプリケーョン、サーバーアプリケーション、ビジネスソリューションアプリケーション、デスクトップ・サーバー管理ツール、ソフトウェア開発ツールビデオゲーム、システムインテグレータ・開発者向け研修などを提供する。「Windows」で世界のOSシェアはトップ。また、PC、タブレット、ゲーム、エンターテイメントコンソール、関連アクセサリ等のデバイスの設計、製造、販売やクラウドソリューションやコンサルティング等のサービスの提供も行う。

企業データ
(2018/2/23)
ベータ値0.99
時価総額(百万USD) 706,302
企業価値=EV(百万USD) 652,782
3ヵ月平均売買代金(百万USD) 2,513

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主要株主(2018/2) (%)
1. Vanguard Group 7.56
2.Blackrock 6.41
3. Capital Group Companies INC 5.44

 (出所:Bloombergをもとにフィリップ証券作成)


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