個別銘柄レポート:ハネウェルインターナショナル

ドイツ企業の買収完了やアジア業務の強化計画で事業拡大に期待

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ニューヨーク | 総合テクノロジー | 業績レビュー

BLOOMBERG HON:US | REUTERS HON.N

  • 2015/12期4Q(10-12月)は売上高が前年同期比2.8%減の99.8億USD、純利益は同24.9%増の11.9億USDとなった。
  • 3事業のうち2事業は小幅に減収となったが、主力の航空宇宙事業が好調となったほか、コストの削減も収益に寄与した。
  • 2016/12通期の市場予想は売上高が前期比5.0%増の405.2億USD、純利益が同8.2%増の51.6億USDである。


What is the news?

2015/12期4Qは、石油・ガス業界向けの機器やサービスの需要が低下したため、売上高が前年同期比2.8%減の99.8億USDとなったが、純利益は同24.9%増の11.9億USD。ジェットエンジンの納入が好調で航空宇宙部門の売上高が伸びたほか、コスト削減で全体の利益も向上した。調整後のEPSは1.58USDと市場予想に一致した。
事業別では、主力の航空宇宙事業は売上高が前年同期比3.7%増の39.8億USD、純利益は同29.1%増の8.6億USDとなった。自動化機器&制御事業は売上高が同3.3%減の37.2億USDと減収になったが、純利益は同0.5%増の6.2億USDと増益を確保した。また、石油・ガス事業を含むパフォーマンス・マテリアルズ・アンド・テクノロジーズ事業は売上高が同11.6%減の22.8億USD、純利益が同8.7%増の4.6億USDとなった。
新聞報道によれば、同社はマレーシアやアジアパシフィック地域を航空機のメンテナンス、修理、整備事業における重要な市場であると見込んでおり、マレーシア事業を拡大させる方針。同社はアジアパシフィック地域で中間所得者層の旅行需要により航空便への需要が高まることを予想し、向こう20年間でおよそ11,000機の航空機が必要となると見込んでいる。同地域での今後の事業動向に注目したい。

How do we view this?

2016/12通期の会社予想は売上高が399億-409億USD 、EPSが6.45-6.70USDといずれも市場予想を据え置いた。同社は年間売上高が18億USD規模のドイツのガス・電気・水道メーターの自動制御システムを製造する会社エルスター・グループの買収を完了した。株価動向に注目したい。2016/12通期の市場予想は売上高が前期比5.0%増の405.2億USD、純利益が同8.2%増の51.6億USDである。

配当予想(USD) 2.42 (予想はBloomberg)
株価(USD) 107.47 2016/3/7

会社概要
1906年に創業した世界的な総合テクノロジー企業。航空宇宙製品、自動化機器、制御・感知用製品、自動車製品、先端材料、石油化学用加工技術など幅広い製品を提供している。

企業データ(2016/3/7)
ベータ値1.11
時価総額(百万USD) 82,679
企業価値=EV(百万USD) 87,614
3ヵ月平均売買代金(百万USD) 395
 


主要株主(2016/3) (%)
1. BlackRock 6.03
2. Vanguard Group 5.48
3. Honeywel l Savings Plans 4.97
(出所:Bloombergをもとにフィリップ証券作成)

 

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フィリップ証券リサーチ部アナリスト袁鳴
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