個別銘柄レポート:ホーム・デポ

春の繁忙期の業績動向、新規出店や株主還元強化が注目される

bg_retail_shoppers_1545543

ニューヨーク | ホームセンター| 業績レビュー

BLOOMBERG HD:US | REUTERS HD.N

  • 2016/1期4Q(11-1月)は売上高が前年同期比9.5%増の209.8億USD、営業利益が同16.3%増の25.5億USD、純利益は同6.7%増の14.7億USDとなった。
  • 既存店売上高は全世界で同7.1%増、米国内で同8.9%増と好調であった。
  • 2017/1通期の市場見通しは売上高が前期比5.6%増の934.8億USD、純利益が同9.0%増の76.4億USDである。


What is the news?

2016/1期4Qは売上高が前年同期比9.5%増の209.8億USD、営業利益が同16.3%増の25.5億USD、純利益は同6.7%増の14.7億USDとなった。調整後のEPS は1.17USD と市場予想の1.10USD を上回った。米住宅市況が回復の追い風を受けたほか、クリスマスや年末商戦などハイシーズンの売れ行きも好調で既存店売上高は全世界で同7.1%増、米国内で同8.9%増と好調であった。費用面は販売管理費が同4.8%増の41.8億USDと小幅に増加した。また、四半期配当を0.10USD増やし0.69USDとする方針。
2016/1通期は売上高が前期比6.4%増の885.2億USD、営業利益が同12.5%増の117.7億USD、純利益が同10.5%増の70.1億USDと増収増益であった。また、世界既存店の売上高は同5.6%増、米国内の既存店売上高が同7.1%増と順調に伸びた。
同社は春の繁忙期を控え、人員を充実するために全米約2,000店舗でスタッフを募集している。レジ、セールス、運搬などの仕事において正社員、アルバイトなどを含む80,000人超を募集するほどの春の繁忙期を控えており業績動向に注目したい。


How do we view this?

2017/1通期の会社計画は売上高が前期比5.1-6.0%増の930.3億-938.3億USDと従来予想の929.2億USDを上回り、全世界の既存店の売上高伸び率が同3.7-4.5%の見通し。EPSは6.12-6.18USDを見込んでいる。2017/1通期の市場見通しは売上高が前期比5.6%増の934.8億USD、純利益が同9.0%増の76.4億USDである。同社は2017/1通期にメキシコで5店を新規出店する計画で南米業務を強化する方針。また、50億USDの自社株買いも発表しており株主還元強化で株価動向に注目したい。


 

配当予想(USD) 2.47 (予想はBloomberg)
株価(USD) 125.70 2016/3/1

会社概要
1978年設立の米国最大のホームセンター。様々な商品を1箇所で買い求めることができる「ワンストップショッピング」の経営理念を持ち、1979年6月にジョージア州のアトランタで初の出店となった。多岐にわたる建築資材やリフォーム用品のほか、芝刈機等のガーデニング関連用品および各種サービスを提供。米国、カナダ、メキシコ、中国などで展開している。

企業データ(2016/3/1)
ベータ値1.02
時価総額(百万USD) 159,373
企業価値=EV(百万USD) 178,472
3ヵ月平均売買代金(百万USD) 748


主要株主(2016/3) (%)
1. Capita l Group Companies Inc 9.36
2. BlackRock 6.29
3. Vanguard Group Inc 5.88
(出所:Bloombergをもとにフィリップ証券作成)

 

【レポートにおける免責・注意事項】
本レポートの発行元:フィリップ証券株式会社〒103-0026 東京都中央区日本橋兜町4番2号
TEL:03-3666-2101 URL: http://www.phillip.co.jp/
本レポートの作成者:公益社団法人日本証券アナリスト協会検定会員庵原浩樹
フィリップ証券リサーチ部アナリスト袁鳴
当資料は、情報提供を目的としており、金融商品に係る売買を勧誘するものではありません。フィリップ証券は、レポートを提 供している証券会社との契約に基づき対価を得ております。当資料に記載されている内容は投資判断の参考として筆者の 見解をお伝えするもので、内容の正確性、完全性を保証するものではありません。投資に関する最終決定は、お客様ご自身 の判断でなさるようお願いいたします。また、当資料の一部または全てを利用することにより生じたいかなる損失・損害につ いても責任を負いません。当資料の一切の権利はフィリップ証券株式会社に帰属しており、無断で複製、転送、転載を禁じま す。
<日本証券業協会自主規制規則「アナリスト・レポートの取扱い等に関する規則平14.1.25」に基づく告知事項> 本レポートの作成者であるアナリストと対象会社との間に重大な利益相反関係はありません。

 

本レポートはお客様への情報提供を目的としてのみ作成されたもので、当社の提供する金融商品・サービスその他の取引の勧誘を目的とした ものではありませ ん。本レポートに掲載された内容は当社の見解や予測を示すものでは無く、当社はその正確性、安全性を保証するものではありません。また、掲載された価格、 数値、予測等の内容は予告なしに変更されることがあります。投資商品の選択、その他投資判断の最終決定は、お客様ご自身の判断でなさるようお願いいたしま す。本レポートの記載内容を原因とするお客様の直接あるいは間接的損失および損害については、当社は一切の責任を負うものではありません。

無断で複製、配布等の著作権法上の禁止行為に当たるご使用はご遠慮ください。

投資手法・戦略ガイド

  • ストップ

    ポジションを保有・清算できるいくつかの方法を学びます。単純な直接取引から、人がいなくても自動で指示を出すような取引までいろいろあります。注文取引により、利益額をあらかじめ設定したり損失額に対してストップをかけたりできます。複数の注文方法を紹介するとともに、利用方法を説明いたします。

  • リスクの種類

    すべての金融投資は一定のリスクを伴います。直面するリスクを計算し、理にかなった方法でエクスポージャーを管理することで、どのようにポートフォリオを守れるか学んでいきます。

  • 技術的な過ち

    金融取引において心理状態は重要な要素であり、どのように取引を理解し反応するかが成功に大きな影響を与えます。ここでは、取引での心理状態についていくつかの要素を紹介し、気を付けるべき一般的な過ちを確認していきます。