個別銘柄レポート:ウォルト・ディズニー

スター・ウォーズ効果で増収増益、上海ディズニーランドの開業に期待したい

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ニューヨーク | メディア | 業績レビュー

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  • 2016/9期1Q(10-12月)は売上高が前年同期比13.8%増の152.4億USD、純利益が同32.0%増の28.8億USDとなった。
  • 4セグメントは全て増収。主力のメディア・ネットワーク部門の売上高が堅調に推移したほか、映画関連や製品販売関連の事業も好調だった。
  • 2016/9通期の市場予想は売上高が前期比7.3%増の563.1億USD、純利益が同15.1%増の96.5億USDである。


What is the news?

2016/9期1Q(10-12月)は売上高が前年同期比13.8%増の152.4億USD、純利益が同32.0%増の28.8億USDとなった。売上高と純利益は10-12月期として過去最高を更新した。また、調整後のEPS は1.63USD と市場予想の1.45USD を上回った。4セグメントは全て増収。主力のメディア・ネットワーク部門は堅調であった。また、人気映画スター・ウォーズの新作の興行収入や関連商品の収入が大幅に増加し、映画関連のスタジオ・エンターテイメント事業やコンシューマ・プロダクツ(商品販売事業)&インタラクティブ(ネット接続端末向けサービス)消費者向け製品事業の収益を押し上げた。
セグメント別の業績では、主力のメディア・ネットワークの売上高は前年同期比8.1%増の63.3億USDとなった。スポーツ専門チャンネル「ESPN」の低迷が続いているが、ディズニー・チャンネルの売上高は堅調に伸びた。テーマパーク&リゾート事業の売上高は同9.5%増の42.8億USDとなった。また、スタジオ・エンターテイメント事業やコンシューマ・プロダクツ&インタラクティブ・メディアの売上高はそれぞれ同46.4%増、同8.3%増となった。人気映画スター・ウォーズの10年ぶりの新作「フォースの覚醒」の興行収入は全世界で20億USDを突破したほか、同映画の関連グッズやゲームの販売も好調であった。
 

How do we view this?

新聞報道によれば、上海ディズニーランドは6/16にオープン、3/28よりチケットを販売する予定。一部市場関係者はチケット収入で年40億元(約6.1億USD)、ディズニー・リゾートのレストランや店舗の売上高は年240億元(約36.8億USD)を予測している。今後の動向に注目したい。2016/9通期の市場予想は売上高が前期比7.3%増の563.1億USD、純利益が同15.1%増の96.5億USDである。


 

配当予想(USD) 1.46 (予想はBloomberg)
株価(USD) 96.37 2016/2/22

会社概要
1923年に設立、子会社、関連会社を通じてメディア・ネットワーク、パーク&リゾート、スタジオ・エンターテインメント(映画・音楽等)、コンシューマ・プロダクツ(商品ライセンス事業)&インタラクティブ(ネット接続端末向け サービス)と主要4部門を展開。傘下に米国の主要放送局のひとつであるABCとスポーツ専門放送局ESPNを納め、放送、ケーブルネットワーク、ラジオ、出版、デジタルビジネスを幅広く展開している。1955年にディズニーランドオープン以来、家族旅行やレジャー体験を提供し世界をリード。北米、ヨーロッパ、アジアにてテーマパーク、リゾート施設を展開している。

企業データ(2016/2/22)
ベータ値1.05
時価総額(百万USD) 157,234
企業価値=EV(百万USD) 176,088
3ヵ月平均売買代金(百万USD) 1,083
 


主要株主(2016/2) (%)
1. LAURENE POWELL JOBS TRUST 7.98
2. VANGUARD GROUP INC 5.44
3. BLACKROCK 4.97
(出所:Bloombergをもとにフィリップ証券作成)

 

 

 

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フィリップ証券リサーチ部アナリスト袁鳴
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