個別銘柄レポート:ロッキード・マーチン

軍用契約や商用契約の獲得で業績の拡大に注目したい

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ニューヨーク | 軍需・宇宙航空開発 | 業績レビュー

BLOOMBERG LMT:US | REUTERS LMT.N

  • 2015/12期3Q(7-9月)は、売上高が前年同期比3.1%増の114.6億USD、純利益が同2.6%増の8.7億USDとなった。
  • 5セグメントのうち3セグメントは増収、主力の航空は2桁増収と好調に推移した。
  • 2015/12通期の市場見通しは売上高が455.2億USD、純利益が35.8億USDといずれもほぼ前期並みの水準である。2015/12通期の市場見通しに比べて2016/12通期の市場予想は売上高が9.1%増の496.5億USD、純利益が4.3%増の37.3億USDである。

What is the news?

2015/12期3Q(7-9月)は、売上高が前年同期比3.1%増の114.6億USD、純利益が同2.6%増の8.7億USDとなった。調整後のEPS は2.77USD と市場予想の2.72USDを上回った。政府からの受注が減少し、コスト増加も響き純利益は伸び悩んだ。サービス事業(エンジニアリング、テクノロジー、科学、物流や情報に関するサービス提供)の売上高が同5.5%増の26.5億USDと堅調だったが、製品販売事業は同2.4%増の88.1億USDと伸び悩んだ。

5セグメントのうち3セグメントは増収。主力の航空は戦闘機F-35で5億USD規模の契約を獲得し、売上高が同10.6%増の39.21億USDと全体の34.2%を占めた。また、ミサイル・射撃制御(MFC)は同1.6%増の19.4億USD、ミッションシステム・トレーニング(MST)は同7.3%増の18.0億USDだった。一方、政府からのIT関連の受注減が響き、情報システム&グローバルソリューションは同4.1%減の18.7億USDだった。商用宇宙輸送関連の製品販売が低調となったため、宇宙システムは同5.1%減の19.3億USDとなった。


How do we view this?

2015/12通期の会社計画は受注金額が435億-450億USDと従来予想を維持。営業利益は55.5億USDと従来予想の中央値の55.0億USDを引き上げ、EPSは11.30USDと従来予想の中央値の11.15USDを上方修正。また、同社は2016/12通期の営業利益率が11.0-11.5%、売上高は前年並みを見込んでいる。新聞報道によれば、韓国防衛事業庁は同国空軍の主力戦闘機KF-16の性能改良事業の事業者を同社に変更。134機のKF-16のレーダーやミッションコンピューター、武装システムなどの改良事業で約1兆7,500億ウォンが見込まれる。また、総合エネルギー大手のエクソンモービル傘下のExxonMobil Research & Engineeringから精製・化学施設の自動化システム契約を獲得すると発表。業績の拡大に期待したい。


 

配当予想(USD) 6.13 (予想はBloomberg)
終値(USD) 215.29 2016/1/19

会社概要
1995年に設立した航空機や宇宙船の製造会社。世界トップクラスの軍需企業として宇宙、航空、電気通信、情報サービス、エネルギーやITソリューションなど幅広い事業を手がけている。

企業データ(2016/1/19)
ベータ値 0.85
時価総額(百万USD) 66,158
3ヵ月平均売買代金(百万USD) 302
 


主要株主(2016/1) (%)
1. State Street Corp 16.86
2. Capita l Group Companies Inc 13.89
3. BlackRock 4.61
(出所:Bloombergをもとにフィリップ証券作成)



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フィリップ証券リサーチ部アナリスト袁鳴
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