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米国ウィークリー 2017/8/8号

ハイテクから物色動向に広がり!

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  • 8/2に22,000ドル台に乗せたNYダウは、8/7現在で9連騰し8営業日連続で最高値更新となった。ただこの間の上昇率は、小幅上昇が続き2.69%に留まっている。構成銘柄では、見通しを含め好決算が評価されたハイテクのインテル(INTCアップル(AAPLの株価はそれぞれ5.22%、2.83%の上昇となった。

    しかし、NYダウ9連騰の牽引役は、ボーイング(BAベライゾン・コミュニケ―ションズ(VZシェブロン(CVXキャタピラー(CATであり、それぞれ12.03%、11.90%、6.70%、5.70%の上昇とハイテク以外のセクターの上げが顕著となった。ハイテク中心であった資金の流れは、決算発表を契機にこれまで評価の低かったセクターにも向かっている。資本財・サービスのボーイングやキャタピラーの株価は年初来でそれぞれ52.69%高、23.30%高と大きく上昇しており短期的な評価余地は乏しくなった可能性もあるが、同セクターのロッキード・マーチン(LMTなど好業績銘柄には見直しの余地があると思われる。また、大幅高となったベライゾン、シェブロンであるが、年初来ではそれぞれ未だ6.45%安、8.37%安とマイナスのパフォーマンスである。両社とも4-6月期決算が特別良好であった訳ではないが、予想配当利回りがそれぞれ3.9%、4.7%と高く、利回りを求める投資家の買いを誘った面もあるのではないかと見ている。
  • S&P500構成企業の4-6月期EPS増益率見通しは、8/4現在で前年同期比10.67%増と7/7時点の同6.31%増から上振れ、1-3月期に続き2桁増益となる可能性が高まった。412社が決算発表を終え71.8%にあたる296社が市場予想のEPSを上回る好調振りで、引き続き好決算銘柄を物色する展開も見込まれる。

    一方でFOMCを9月に控え、徐々に金融政策の先行きを意識する展開もあろう。8/4に発表された7月の雇用統計は、非農業部門雇用者数が前月比20.9万人増と節目の20万人を超え、平均時給は前年同月比2.5%増と何れも市場予想を上回った。結果を受けて主要株価3指数は揃って高く、長期金利も上昇した。8/11には7月の消費者物価指数やFRB高官の講演なども控えている。金利上昇トレンドは維持される可能性もあり、JPモルガン・チェース(JPMモルガン・スタンレー(MSなど金融セクターの株価動向にも注目したい。(庵原)
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S&P500業種別およびNYダウ構成銘柄の騰落率(8/4現在)

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■主な企業決算 の予定
●8月8日(火):ディズニー、バリアント、CVS ヘルス
●9日(水): 21世紀フォックスコーチ
●10日(木): アリババ、スナップ

■主要イベントの予定
●8月8日(火) :
6月の求人件数
・7月のNFIB中小企業楽観指数
中国7月の貿易統計
●9日(水) :
6月の卸売在庫
MBA住宅ローン申請指数
・EIA原油在庫前週比
中国7月の消費者物価指数・生産者物価指数
●10日(木) :
7月の財政収支
新規失業保険申請件数(8/5終了週)
●11日(金) :
7月の消費者物価指数
・ダラス連銀総裁、ミネアポリス連銀総裁の講演
IEA月報
●14日(月) :
日本2017/4-6期の実質GDP(速報値)
中国7月の小売売上高、鉱工業生産、固定資産投資

(Bloombergをもとにフィリップ証券作成)


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フィリップ証券リサーチ部アナリスト袁鳴
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