個別銘柄レポート:Apple

2015/9期3Qは大幅増収増益、 「iPhone s」シリーズ含む新商品を発表

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ナスダック | 通信機器| 業績レビュー

BLOOMBERG AAPL:US | REUTERS AAPL.O

  • 2015/9期3Q(4-6月)は売上高が前年同期比32.5%増の496億USD、純利益は同37.8%増の107億USD、EPSは市場予想の1.81USDを上回り、1.85USDとなった。
  • 製品別ではiPadの販売台数は同235万台減の1,093万台となったが、主力のiPhoneの販売台数は同1,233万台増の4,753万台と大きく伸びた。
  • 2015/9期4Q(7-9月)の会社計画は、売上高で490-510億USD、粗利益率38.5-39.5%を見込んでいる。

What is the news?

2015/9期3Q(4-6月)は売上高が前年同期比32.5%増の496億USD、純利益は同37.8%増の107億USD、EPSは市場予想の1.81USDを上回り、1.85USDとなった。
iPadの販売不振が収益を押し下げる要因となったが、「iPhone 6」とMacの販売が好調だったことやApple Watchの販売開始がマイナス要因を吸収し、大幅な増収増益を達成した。
製品別では、iPadの販売台数は同235万台減の1,093万台となったが、主力のiPhoneの販売台数は同1,233万台増の4,753万台と大きく伸びた。Apple TV、Apple Watch、iPod等を含む「その他製品」の売上高は、同49.5%増の26億USDと好調。また、iTunes Store、App Storeなどのサービス事業も売上高が同12.1%の50億USDと収益に貢献した。地域別の売上高は全ての地域で増収を達成。特に中国での販売は同2倍と大きく伸びた。


How do we view this?

2015/9期4Q(7-9月)の会社計画は、売上高で490-510億USD、粗利益率38.5-39.5%を見込んでいる。同社は9/9、サンフランシスコで新製品発表会を開催。主力スマートフォンの最新モデル「iPhone 6s」と「iPhone 6sプラス」、「アップルTV」、「iPad」の新モデル、Apple Watch向けアクセサリー等を発表した。9/25に発売を開始する「iPhone 6s」シリーズは指の圧力に応じて操作する感圧タッチ技術の「3Dタッチ」を搭載。また、販売不振が続いているiPadでは大型iPadの「iPad Pro」や「ペンシル」と呼ばれる専用スタイラス(タッチペン)が投入され、巻き返しを図る。「Apple TV」は「Siri」の活用で音声操作が可能になったほか、ゲーム機能も強化された。新製品の販売動向に注目したい。


会社概要

1976年にコンピューターの製造で創業。現在はスマートフォンのiPhone、携帯音楽プレイヤーiPod、携帯タブレットiPad、パソコンのMacなどを主力製品として世界に展開する情報機器関連の大手メーカー。2015年4月にはApple Watchの販売を開始した。パソコンおよび関連製品と移動通信機器、各種関連ソフトウェア、サービス、周辺機器、ネットワーキング・ソリューションのデザイン、製造、販売を手掛けている。
 

企業データ(2015/9/9)

ベータ値1.05
時価総額(百万USD) 628,155
企業価値=EV(百万USD) 471,072
3ヵ月平均売買代金/日(百万USD) 6,473
 

主要株主(2015/9)(%)

1.VANGUARD GROUP, INC. 5.74
2.BLACK ROCK 5.59
3.STATE STREET CORP 3.9
(出所:Bloombergをもとにフィリップ証券作成)



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フィリップ証券リサーチ部アナリスト袁鳴
フィリップ証券リサーチ部アナリスト北浦優子
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