コロナワクチン第1/2相臨床試験の開始をアンジェスが発表

・大阪市大病院で30人に接種へ
・21年7月末までの予定

創薬ベンチャーのアンジェス<4563>が、大阪大学との共同開発による新型コロナウイルス感染症向けワクチンについて、第1/2相臨床試験を大阪市立大学医学部附属病院で開始した。

午後3時に発表したリリースによると、この臨床試験は健康成人志願者に対する筋肉内接種における治験薬の安全性及び免疫原性を評価するためのもの。

目標は30例(低用量群15例、高用量群15例による2週間間隔での2回投与)で、予定試験期間は2021年7月31日までという。

今年度の通期連結業績に与える影響は現在精査中とした。

ワクチン開発は、アンジェスと阪大(臨床遺伝子治療学・健康発達医学)が保有するプラスミドDNA製品の開発実績に基づいて行われている。

アンジェスによると、DNAワクチンは弱毒化ワクチンとは異なり、病原体を使用しない。アンジェスは阪大発のバイオ企業。

株価、一時18.9%安

この日のアンジェス株の終値は前日比45円(1.97%)安の2235円。マザーズ全体が下げるなか、後場の初めに一時、18.86%安の1850円まで売られた。しかしその後、急速に下げ幅を縮めた。

出来高は2400万株を超えた。マザーズではトップ。

コロナワクチンについて大阪市大病院の治験審査委員会で審議・承認され、治験施設との契約を締結したと25日に発表し、翌日の26日に年初来高値となる2492円を付けていた。

アンジェスの開発するワクチンを製造するタカラバイオ<4974>も同じような展開をみせた。終値は35円(1.13%)安の3055円。


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