ソフトバンクGが急反落、米ウィーワーク想定時価総額が予定の半分との報道

・ウィーワーク運営会社、9月にもIPOへ
・ソフトバンクG株、一時4%超安

6日前場の東京株式市場でソフトバンクグループ<9984>が大幅反落。同社の出資先で新規株式公開(IPO)を計画している米オフィスシェア大手「ウィーワーク」の運営会社、ウィーカンパニーの想定時価総額が予想の半分程度となる可能性があると5日報じられたことが背景にある。

前場終値は前日比142円(2.96%)安の4653円。一時、4.03%安の4602円まで売られた。

ウィーカンパニーは早ければ9月中の米株式市場への上場が見込まれている。

直近の資金調達ラウンドにおけるウィーカンパニーの推定企業価値は470億ドルだったが、複数の米メディアによると、ウィーカンパニーは評価額をこれより引き下げ、200億~300億ドル程度とすることを検討している。また、最終的にこのレンジの下限付近に落ち着く可能性が高いという。

ウィーカンパニーは8月に米証券取引委員会(SEC)に提出した目論見書で、2018年12月期の最終赤字が前の期の8割増の16億ドルとなったことを明らかにしており、こうしたなか世界景気の減速で物件の賃料水準が下落に転じることが懸念されていることに配慮したという。

米メディアによると、ウィーカンパニーのアダム・ニューマン最高経営責任者(CEO)が8月末に訪日し、ソフトバンクグループの孫正義会長兼社長と20年までのIPO延期とソフトバンクによる追加出資の可能性を協議した。

両氏はまた、ソフトバンクがアンカーインベスターとなり、ウィーカンパニーがIPOで調達を目指す30億~40億ドルの大半を引き受ける可能性を検討したという。

ソフトバンクグループはウィーカンパニーに累計で100億ドル以上出資しており、追加出資に応じるかは不明。米メディアが伝えたところによると、ソフトバンクグループとその関連会社によるウィーカンパニー株式保有比率は約29%。


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