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続く指標データにらみの状況

良好なユーロ圏の指標データに欧州金利が上昇で反応した事実を考えるならば、外為市場のトレンド決定要因はやはり指標データにあります。本命は明日の米雇用統計ですが、本日も地味な指標データが発表されます。欧米金利の動向に影響を与えるかどうか注目です。詳細はマーケットレポートをご覧ください。

Analysis Highlights

・続く指標データにらみの状況

米中通商協議の進展期待を背景に3日の主要な株価指数は軒並み上昇した。最も注視すべき米株は反落する局面が見られたが、主要3指数はプラス圏で終了。S&P500指数は、昨年10月上旬の高値水準2,885まで上昇する局面が見られた。米長期金利も上昇した。この日発表された米指標データは総じて市場予想を下回ったが、欧州金利の上昇に連動し2.52%台へと到達した。昨日の欧州金利が上昇した主因は良好な指標データにあり、それ故ユーロドルの反発圧力を高めた。この事実は、外為市場の焦点が指標データにあることを示唆している。本日は2月独製造業新規受注(15時)の内容が欧州金利(独金利)のトレンドを左右しよう。市場予想以上ならば、ユーロドルは1.12台で底堅さを維持しよう。逆に市場予想以下ならば、ユーロ売り圧力が再び高まろう。一方、米長期金利は米新規失業保険申請件数(21時30分)の内容で上下に振れる可能性がある。だが、本命の指標データが明日の雇用統計であることを考えるならば、余程市場予想以上/以下とならない限り影響は限定的となろう。

・ドル円は底堅さを維持 ユーロドルは1.12台を中心とした攻防を想定

世界の株式市場が堅調推移となっている状況を考えるならば、本日のドル円は底堅さを維持しよう。米長期金利が反発基調を維持する場合、レジスタンスポイントである111.90レベルのトライが焦点となろう。このレベルの突破は112.00トライのシグナルと想定する。昨日上値をレジストした111.60から112.00にかけては断続的にオファーが並んでいる。一方、株式市場(特に米株)が調整売り優勢の展開となる場合は、111円台(21日MA)の維持が焦点となろう。期待感が高まっているタイミングで米中通商協議に対するネガティブ報道があれば、米株の調整幅が拡大する可能性がある。このケースでは10日MA(110.80前後)までの反落を警戒したい。尚、111.00には厚いビッドの観測あり。
本日のユーロドルは、1.12台を中心とした攻防を想定する。2月独製造業新規受注が予想通り前月から回復すれば、ユーロドルのサポート要因となろう。だが、単月の指標データのみで現在のベアトレンドを覆すことはできない。欧州中央銀行(ECB)理事会議事要旨(20時30分)がユーロ売り要因となる可能性があることも考えるならば、底堅い展開となっても21日MA(1.1278前後)で上値がレジストされる展開を予想する。一方、「冴えない独指標データ/良好な米指標データ」となれば、反落を警戒したい。このケースでは1.12台の維持が焦点となろう。1.12割れの展開となる場合は、3日のレポートでも指摘した重要サポートポイント1.1174の維持が焦点となろう。

【ドル円チャート】

USDJPY ドル円


【ユーロドルチャート】

ユーロドル EURUSD

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