金価格、21年平均は1600ドル・22年は1400ドルへ フィッチ予想

フィッチは21年の金相場の平均価格が1オンス=1600ドルになるとの見方を示した。従来の予想から引き上げたが、それでも現在の先物市場での取引価格を100ドル以上下回る。22年は平均1400ドルになると予想している。

フィッチ・レーティングスは2021年の金相場の平均価格が1トロイオンス=1600ドルになるとの見方を示した。従来の予想から引き上げたが、それでも現在の先物市場での取引価格を100ドル以上下回る。22年は平均1400ドルになると予想している。

投資フローや中央銀行の買い入れによる需要の増加を理由に予想を引き上げたとフィッチは説明した。従来の予想は21年が1400ドルで、22年が1200ドルだった。

一方、フィッチは23年と24年の金価格をいずれも1200ドルと予想し、従来の見通しを据え置いた。価格は中期的に低下し、1200ドルで均衡した状態になるとの見方を示した。

2日のニューヨーク金先物市場では、ニューヨーク商品取引所(COMEX)で取引の中心である4月限が前日比10.6ドル(0.6%)高の1733.6ドルで取引を終えた。

コモディティ(商品)相場はデマンドプルで価格が上昇する構造的な強気相場に入ったとみられている。しかし、米長期金利と連動するドルの強含みにより金は軟調が続いている。

金価格は昨年8月上旬に一時、2089.2ドルと中心限月としての最高値を更新。その後、約17%水準を引き下げた。


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