コンテンツにスキップする

外国為替証拠金(FX)及びCFD取引はレバレッジ取引であり、元本や利益が保証されていません 外国為替証拠金(FX)及びCFD取引はレバレッジ取引であり、元本や利益が保証されていません

注目の日本のETF (上場投資信託)5選

ETF(上場投資信託)の市場価値は、2022年末には10兆ドル近くにまで上昇しました。注目すべき日本のETF銘柄をご紹介します。この記事で取り上げるETFは、運用資産額に基づいて選ばれています。

chart 出所:ブルームバーグ

ETF(上場投資信託)は取引手数料の低さや柔軟性、税制面でのメリットから、機関・個人投資家を問わず、人気の投資商品です。

ETFの市場価値は2003年から2022年にかけて大きく成長し、2022年末には10兆米ドル近くにまで達しました。また、同時期には取引可能なETFの数も大幅に増え、2022年には8,754銘柄となりました。

ETFとは?

上場投資信託はETFとも呼ばれ、既存の市場と連動して値動きする金融商品の一種です。この市場には株式、株式指数債券、通貨、コモディティーなどが含まれます。ETFは株と同じように株式市場で取引されます。

その一方で、ETFを保有することは、そのETFを成す株式、債券、コモディティーを保有することにはなりません。例えば、株式ETFを保有している人は配当金を受け取れるものの、株主総会で投票をすることはできません。

投資家からお金を集め、投資先が分散された資産ポートフォリオを購入するという点で、ETFは投資信託と似ています。しかし、投資信託とは異なり、ETFは株式と同じように取引時間中に市場で売買することが可能です。

ETFは比較的低コストで特定の市場、業界、資産クラスへ投資することが可能なため、トレーダーから見ると柔軟性の高い商品となります。ETFの投資先は分散されているため、一つの株式や債券に左右されるリスクを低減することも可能です。

ETFの種類

ETFには数多くの種類があり、トレーダーは投資目的、好きな市場、リスク耐性によってETFを選びます。主なETFの種類としては、以下のようなものがあります。

1. 株式連動型ETF

日経平均株価などの株価指数と連動するように値動きし、1つの投資で幅広い株への投資を可能とします。

2. 通貨連動型ETF

実際に通貨を購入することなく外国為替市場へ投資できます。通貨連動型はEUや新興国などの地域における経済動向へのエクスポージャーを得ることを可能とします。

3. セクターETF

業界を絞り、その業界内のいくつかの企業への投資を可能とします。例えば、インベスコQQQトラスト・シリーズ(QQQ)はナスダックに上場しているハイテク企業の株価と連動しています。セクターETFを選ぶことで、個々の銘柄を選ぶことなく人気のあるセクターへ投資することができます。

4. コモディティーETF

コモディティーETFは、商品自体ではなく原資産の価格に基づいて取引されるデリバティブ(金融派生商品)で構成されています。これにより、トレーダーは商品の所有権や商品の受け取りを気にすることなく取引をすることが可能となります。

5. インバース(ベア)型ETF

インバースETFは特定の市場やセクターを売り建てる(ショートする)ことを可能とします。ETFの原資産が値下がりするとETFの値段が値上がりし、ETFの原資産が値上がりするとETFの値段が値下がりします。

インバースETFでロングポジション(買い待ち)をヘッジしたり、資産の目減りリスクを避けるトレーダーもいます。

5. レバレッジ(ブル)型ETF

レバレッジ型ETFは特定の資産へのエクスポージャーを倍増させる金融派生商品です。例えば、2倍のレバレッジがかかったETFでは、投資額100円に対して200円のエクスポージャーを得ることができます。

レバレッジ型商品は通常の取引よりも多くの利益を得ることも可能ですが、同時に損失が大きくなることもあります。トレーダーはレバレッジ型ETFを取引する前に、リスク耐性を確認すべきです。

注目すべき日本のETF5選

ここでは、注目すべき日本のETFをご紹介します。(年初来のリターンは2023年8月25日時点のものです。過去の値動きは、将来の値動きを示すものではありません。)

  1. 日経225連動型上場投資信託(1321)
  2. NEXT FUNDS 日経平均高配当株50ETF(1489)
  3. 東証銀行業株価指数連動型上場(1615)
  4. 純金上場信託(現物国内保管型)(1540)
  5. iFreeETF 日経平均ダブルインバース・インデックス(1366)

日経225連動型上場投資信託は日経平均株価と連動し、日本株全体の値動きと連動するように設定されています。運用資産の24.5%は電機メーカー、12.2%は小売、10.3%は通信に割り当てられています。

設定日:2001年7月13日
運用資産総額:8.77兆円
組入銘柄数:225
組入上位5銘柄:ファーストリテイリング(9983)、東京エレクトロン(8035)、ソフトバンクグループ(9984)、アドバンテスト(6857)、ダイキン工業(6367)
2023年初来リターン:+20.4%

NEXT FUNDS 日経平均高配当株50ETFは、日経平均構成銘柄の中でも配当利回りが高い50銘柄で構成されています。

設定日:2001年2月13日
運用資産総額:1235億円
組入銘柄数:50
組入上位5銘柄:川崎汽船(9107)、日本製鉄(5401)、商船三井(9104)、INPEX(1605)、ソフトバンクグループ(9984)
2023年初来リターン:+25.2%

東証銀行業株価指数連動型上場へのETFへの投資は、銀行セクターへのエクスポージャーとなります。

設定日:2002年4月3日
運用資産総額:1029億円
組入銘柄数:79
組入上位5銘柄:三菱UFJフィナンシャル・グループ(8306)、三井住友フィナンシャルグループ(8316)、みずほフィナンシャルグループ(8411)、三井住友トラスト・ホールディングス(8309)、りそなホールディングス(8308)
2023年初来リターン:+20.3%

純金上場信託(現物国内保管)は金へのエクスポージャーとなり、国内に保有されている金現物によって保証されています。

設定日:2010年7月2日
運用資産総額:2536億円
組入銘柄数:無し
組入上位5銘柄:金現物100%
2023年初来リターン:+15%

iFreeETF 日経平均ダブルインバース・インデックスは日経平均株価に対し、2倍のインバースレバレッジがかかったETFとなります。

設定日:2015年1月6日
運用資産総額:152億円
組入銘柄数:無し
組入上位5銘柄:無し
2023年初来リターン:-37.9%

IG証券では、ETF(上場投資信託)CFDでお取り引きいただけます。個人投資家に人気の日経平均連動型ETFを始め、米国の各種株価指数ETFや商品(コモディティ)ETFなど、世界中の多様なETF銘柄をご用意しております。


本レポートはお客様への情報提供を目的としてのみ作成されたもので、当社の提供する金融商品・サービスその他の取引の勧誘を目的とした ものではありません。本レポートに掲載された内容は当社の見解や予測を示すものでは無く、当社はその正確性、安全性を保証するものではありません。また、掲載された価格、 数値、予測等の内容は予告なしに変更されることがあります。投資商品の選択、その他投資判断の最終決定は、お客様ご自身の判断でなさるようお願いいたしま す。本レポートの記載内容を原因とするお客様の直接あるいは間接的損失および損害については、当社は一切の責任を負うものではありません。 無断で複製、配布等の著作権法上の禁止行為に当たるご使用はご遠慮ください。

IG証券の株価指数CFD

  • 主要指数の24時間取引が可能
  • 世界約30銘柄の株価指数を提供
  • 株価指数をバイナリーオプションで取引

こちらのコンテンツもお勧めです

IG証券はお取引に際してお客様がご負担になるコストについて明確な情報を提供しています。

FX/バイナリーオプション/CFDのリーディングカンパニー。IG証券について詳しくはこちら

その日の重要な経済イベントが一目でわかるカレンダー。「予想値」、「前回値」、「発表結果」データの提供に加え、国名や影響度によるイベントのスクリーニング機能も搭載。