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ローソク足を使った取引方法とは? ローソク足の見方を解説

ローソク足は4本値で構成されています。投資家はローソク足にテクニカル分析を加えて、今後のトレンドを予測します。ここではローソク足について説明します。

Bloomberg Source: Bloomberg

ローソク足とは

ローソク足は、ある一定の時間帯における価格の変動を表すものです。時間軸は投資家の好みによって設定できますが、通常ティック(秒単位)から年足単位まで幅広く選択できます。ローソク足は4本値-始値、最高値、最安値、終値で構成されています。

ローソク足


ローソク足は為替、株式、国際商品市況などのあらゆる市場分析で使用されます。

ローソク足の見方

投資家はローソク足の形状で現在の相場の状況や今後のトレンドを予測します。多くの投資家がローソク足を用いるため、メジャーなテクニカル分析指標を組み合わせることで、より正確に将来のトレンドを予測することができます。

ローソク足の色

ローソク足の形状で重要な要素は3つあります。ひとつはローソク足の色です。通常、終値が始値より高い場合はチャートが緑色になります。反対に終値が始値より低い場合はチャートが赤色になります。色で相場のトレンドがある程度判断できるというわけです。

時間軸は一番左側が一番古い価格データとなり、右側に行くほど直近のデータとなります。


ローソク足の色は投資家の好みによって設定できます。グラフ上のローソク足は、緑と赤ではなく、塗りつぶしの有無で表されています。塗りつぶされていない、または白いローソク足は緑のローソク足と同じで、塗りつぶされたまたは黒いローソク足は、赤いローソク足と同じ意味を持ちます。

ローソク足の実体

ローソク足の実体は、資産の始値と終値(または右端のローソク足の現在価格)の差を示します。ローソク足が緑色の場合は実体の下部が始値、上部が終値をそれぞれ表します。ローソク足が赤色の場合は反対に上部が始値を表し、下部が終値を表します。

また、実体の長さは上昇/下落圧力の強さを示します。実体が小さい場合は、市場が膠着していることを表します。逆に長い実体が示現する場合、緑色ならば上昇圧力の強さを示します。一方、赤色ならば下落圧力の強さを示します。

ローソク足のヒゲ

ローソク足の「ヒゲ」は、一定期間内に資産が到達した最高値と最安値を示します。上部のヒゲは、上ヒゲとも呼ばれある一定時間内の最高値を表します。一方、下部のヒゲまたは下ヒゲは、ある一定時間内の最安値を表します。

長い上ヒゲが示現する場合は、買い圧力は強いものの、ある一定の水準ではそれ以上に売り圧力が強いことを示します。逆に長い下ヒゲが示現する場合は、下落圧力が強いものの、ある一定の水準では買い圧力の方が強いことを示します。

ローソク足のパターン

ローソク足のパターンには多くの種類があります。このパターンを把握することで投資家は市場の状況や将来のトレンドを予測します。以下では基本的なパターンについて説明します。

例えば、強気のローソク足のパターンの1つに「カラカサ」というものがあります。カラカサは短い実体と長い下ヒゲのパターンです。下ヒゲが長いということは、カラカサが示現した水準では買い圧力が強いことを示しています。

寄引同時線も多くの投資家が注目するパターンのひとつです。形状は十字架に似ています。これは同じ売り圧力と買い圧力がぶつかり合うことで示現するパターンです。売り買いが交錯することから、市場の気迷いを示しています。

ローソク足とHLOC(OHLC)バーチャート

ローソク足は、高値(high)安値(low)始値(open)終値(close)で構成されているバーチャートに似ています。どちらもテクニカル分析とともに多くの投資家に好まれています。しかし、ローソク足とバーチャートの最大の違いは、ローソク足は「実体」がバーチャートにはないということです。


実際にどちらを使用するかは投資家の好みによります。バーチャートの単純な構成を好む投資家もいれば、ローソク足の審美性を好む投資家もいます。しかし、どちらも現在の相場の状況を表し、かつ将来の予測に使用される点では同じです。4本値で構成されている点も同じです。

バーとローソク足チャート


取引時のローソク足の見方

ローソク足のパターンを把握することで、より詳細に相場の状況を把握することができます。パターンを見極めるためには、これまで述べてきた「色」「実体」「ヒゲ」という3つの要素をみる必要があります。

ローソク足のパターンが重なると支持線と抵抗線が形成されます。これらの線は投資家が将来のトレンドを予測するための重要な指標となります。しかし、ローソク足をみれば確実に将来を予測できるわけではありません。

ローソク足で相場の分析を行う際は、パターンの把握と同時にテクニカル分析と併用することが重要です。また、なぜある特定のパターンが発生したのか?この原因となるファンダメンタルズ的な要因を考えることも重要です。


本レポートはお客様への情報提供を目的としてのみ作成されたもので、当社の提供する金融商品・サービスその他の取引の勧誘を目的とした ものではありません。本レポートに掲載された内容は当社の見解や予測を示すものでは無く、当社はその正確性、安全性を保証するものではありません。また、掲載された価格、 数値、予測等の内容は予告なしに変更されることがあります。投資商品の選択、その他投資判断の最終決定は、お客様ご自身の判断でなさるようお願いいたしま す。本レポートの記載内容を原因とするお客様の直接あるいは間接的損失および損害については、当社は一切の責任を負うものではありません。 無断で複製、配布等の著作権法上の禁止行為に当たるご使用はご遠慮ください。

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